大学生の頃見たTiger&Bunny The Risingでファイヤーエンブレムさんが「アタシはアタシ」というのを聞いて、峰倉かずや先生のWILD ADAPTER(以下WA)7巻で自分達の関係をなんと言えばいいかという問いに「世間が勝手にどうカテゴライズしようと 俺達はこの世で俺とお前だけの『お前と俺』でいい」と答えるのを読んで、私は私がどういう枠組みなのかを考えるのをやめた。
どんなに考えても調べても、どの枠組みも近いものはあってもぴったりとは合わないと思っていたから。
それはこの診断をやっても同じだけれど、初めて「デミセクシュアル」というものを知ったので、また恋愛傾向、性的指向は変わるものと書いてあったので備忘録として書いておこうと思う。
元々性別について違和感はなかったし、診断結果もシスジェンダーだったので割愛。
性的指向は「男性にも女性にも性的な感情を抱くバイセクシュアル」「強い信頼関係が愛になるデミセクシュアル」
信頼関係に性別が関係ないのは当然なので矛盾はしないと思う。
セクシュアルが性的な感情なのか愛なのかはっきりしてくれと思ったら、どうやら性欲は「触れたい」(手を繋ぎたい、キスしたい、ハグしたいなど)と「セックスしたい」(広義であり、挿入有無不問)にわけられるとのこと。
しかもそれが出てくるときが
①パートナーといて幸せだと思うなど温もりを感じたとき
②甘えたい、構ってほしい、自分を見てほしいとき
③ネガティブな感情から支配欲が出るとき
④相手をセクシーだと思ったとき
の4パターンあると。
なるほど私が今まで読んできたBLはだいたいこのパターンに分類できるな…
性的指向=性欲の向く(セックスしたくなる)対象かと思っていたから勉強になった。
道理で何を見てもピンと来なかったわけだ～
確かに手を繋ぐのもハグするのも信頼していれば異性でもできるわ、私の性欲が触れたいくらいしかないからよくわからなかったんだな。
恋愛傾向は「愛に恋愛感情はないアロマンティック」
そもそも恋愛感情があんまりよくわからないのでなんとも言えないけど、「愛に恋愛感情はない」はなんとなくわかる。
解説で書かれるように「人に対する執着が薄かったり、特別扱いされたくなかったり」するわけではないし、むしろ執着は強いと思っているくらいなんだけど、じゃあその執着が恋愛か？と言われると絶対に違う。それだけは絶対に違うと言える。
「お前と俺」という言葉に触れて、私は結局、人生の共犯者や神様(WAから生まれた比喩であり変な意味ではない)がほしいだけなんだな、と気付いたので。これが神様への執着なんだという自覚があるので。
そういえば私が楽になったのはこれに共感してくれたWA好きの友人がいたからなので、WAには本当に救われたんだなあ。
まあ神様への執着という業の深さで死にそうになるんですけどそれはまた別のお話。
とりあえずひとつ勉強したのでここまで。
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