徒然。

備忘録

着物のスゝメ

月1着物を着ている着物好きなだけの素人による着物布教です。

めんどくさいとか怖そうとかあるとは言われるけど、パーカー着物してても洋服に羽織着てても着物警察に出会ったことはないです。

服なので好きに着てみてほしい。

着てみたい人の参考になるか微妙だけどとりあえず独断と偏見なまとめなので、これくらいなら着られるかも?と思ってもらえれば嬉しいです。

面倒なこと言うと気後れしちゃうだろうから着物や帯の格は省略するので、気になったらググってください!!


▼買えるところ
・アンティーク(中古)
たんす屋 、シンエイ、骨董市、ハードオフ、フリマアプリ等でも買える。浅草はたんす屋やほかの中古販売が多くてオススメ。正絹からポリまである。

・プレタ、量産品
BANKAN、京都きもの市場(ネット)など。新品の洗えるポリ着物がほしいならこの辺。


安いのでとりあえず気に入ったもの買ってみると、買ったら着るし、着よう!ってなったとき着られるのでとりあえず一枚買ってみるところから初めてほしい。

個人的には浴衣で着付けを練習しておくと意外と簡単!ってなると思う。

ポリや正絹は滑るから、綿や麻の浴衣は着付けしやすい。
最終手段としてはおはしょりや帯を有料で作ってもらうと、羽織ってマジックテープでとめるだけで着られるので簡単!着付けができることよりも着ることが大事なら楽をお金で買うのもアリ◎

 

 

▼丈
・通常、身丈が自分の身長±5センチまでが適切とされる。それ以上でもおはしょりでなんとかなるので気に入った柄があれば買っても良いと思う。ただおはしょりがめちゃくちゃめんどい(個人の意見です)

短いのは対丈で着たり、あまりに短ければ下からスカート見せたり、上から袴やスカート履いたりして和洋折衷コーデに使っても良さそう。なんなら洋服の上に長羽織よろしく着るのもアリ。

 

・裄は首から手首のくるぶしみたいな骨までの長さ(多分)。

裄が短いと長襦袢が結構見えてしまうのが気になるけど、アンティークは裄が短いので中にシャツやセーターを着て長襦袢着ないコーディネートにしても良い。襟を大きめに抜くと、気休め程度には長くなる。

 

▼カラーコーディネート

・洋服の三色ルールみたいなあれで、着物(地の色)、帯(地の色)、小物(半襟帯締め帯揚げ等、纏めて似た色にする)で三色にすると纏めやすいと思う。

 

・着物は柄物で多色使いが多いので、地の色に合う帯と、模様の中に入っている色の小物にすると纏まりが出ると思う。

・同系色→無難、安全、落ち着いて見える。

・補色、反対色→差し色、アクセントカラーが入ることで華やかに見える。

・トーン?彩度?明度?とかその辺を合わせておけばなんとかなる(はず)。この辺は個人の好みとセンス出る。

・迷ったときは着物の裏地の色に合わせるのも手。小紋はそこが補色になってたりして買った人の遊びがあったりする(お仕立ては買う人の好みで裏地も選べる)。

 

▼着付け用小物

・小物セットで纏めて買うもよし、必要なものだけ買うもよし。

・個人的に紐を結ぶのがめんどくさい&苦しいので、腰紐→ウエストベルト、伊達締め→マジックベルトと全てゴム製のものにしたら楽になった。名前は各社で違うようなので、購入時にお店で聞くなどしてもらえれば。

肌襦袢裾除けはワンピースタイプの着物スリップなどで代用すると楽。

・帯板や襟芯買うならメッシュにしておけば夏も多少涼しいはず。

・冬の足袋は寒すぎて地獄なので足袋の下に足袋ソックス履いておくとちょっとマシ。一番オススメはブーツ履いちゃうことですね!!!

 

長襦袢

・一部式と二部式がある。丈が合うなら一部式が楽だが、既製品だと丈が合わない場合二部式の方が調節ができそう。

・どちらにせよ衣紋抜き付きを買うべし。あれがあればめちゃ面倒な衣紋抜きをしなくてすむ。楽。なかったら自分で衣紋を抜いてコーリンベルトで止めればOK。

・色は白にしておくとよそ行きでも使える。どうせほぼ見えないので白で良いです。

長襦袢は洗えるポリにしておく方がいい、汗をかくので。

 

▼小物

・各色あるとコーディネートの幅が広がる。キリがない。嵩張らないので遊びたいならここ。派手めな色でもワンポイントで映えるので、強い色使うならココかなと思っている。

 

▼着物、帯

・普段着るなら小紋と半巾帯が一番楽。半巾帯をカルタ結びにするのが楽すぎてやめられない。ポリの帯でやるとほどけやすいのが難点なのでその場合は帯締めで抑えると良い。

 

楽しい着物ライフを!