2016-09-12から1日間の記事一覧
高校生の現代文の授業で印象に残っているものがある。斎藤茂吉の「死に近き母に添い寝のしんしんと遠田の蛙天に聞こゆる」という短歌を扱ったときのことだ。 この蛙は単数か複数か、という質問を先生がして、挙手をしたところ、複数が圧倒的多数であった。先…
高校生の現代文の授業で印象に残っているものがある。斎藤茂吉の「死に近き母に添い寝のしんしんと遠田の蛙天に聞こゆる」という短歌を扱ったときのことだ。 この蛙は単数か複数か、という質問を先生がして、挙手をしたところ、複数が圧倒的多数であった。先…