徒然。

備忘録

ボイスフレンド「僕から君へ」

○ボイスフレンド「僕から君へ」

聴覚からの情報に弱いので細かいところ全く覚えてないのだけど、聴きながらずっとヒェ………………となっていた。声が良すぎる。優しく語りかけられるのやばいな???

 

タイトル発表されたときにふたりの話じゃん!!!!!!絶対好きじゃん!!!!!と戦々恐々してたものの、見事に最後『ふたり』という絵本が出てきて放心した。

階段落ちるんじゃないかと思ってふらふら一段ずつゆっくりゆっくり降りてたら、途中で「ゆっくりでいいよ」って言われてびっくりして落ちるかと思った。オタクが情緒めちゃくちゃになること予想してたんですか??実際はびっくりして固まったので落ちずに済んだけど、心臓は穴に転がり落ちた。おむすびころりん。ハマった当初から一生推すとは言っていたけど、とはいえずっと人間推すの怖い早く出たいとも言ってて、それなのに毎回ヘキを刺されて本当に一生出られないかもしれない、となる。怖。

 

何かに追われている、書物が消されている、というあらすじに図書館戦争を思い出してディストピアか~と思っていたのだけど、最後の感じからもしかして、多分違った?最後『ふたり』で情緒をめちゃくちゃにされてしまいなんにも覚えてない。本当になにも記憶がない。怖い。帯つきでほしすぎるあの絵本…

 

情緒がめちゃくちゃなので感想があっちこっち行ってしまうので思い出しながら順番に書く。

 

入口

奴等につけられてないか確認される。

階段登ってフロアマップを見るよう案内される。

 

フロアマップ

小さなマップを手に取るよう案内される。

これがないと進めなかったが、これがあっても実際の距離感と地図の距離感が一致しなくて二つ目の棚にたどり着くのに迷った。

 

棚1 海外文学

そうだよね、というチョイス。棚に本の中の一文が書いてあってワクワクする。でもここ以外なかったので、担当者さんによるのかな。

書物、喪失、待ち合わせ、など一段ごとにテーマで分けられている。一番左の左の書物の棚、眩暈を示して、この世界がこの話のようだと言っていた気がする。

 

棚2 映画

そうだよね、というチョイスその2。ここで華氏451度、一九八四年の映画の話してた気がする。連中はその辺読んでるのか?て言ってたような。

 

棚3 美術

そうだ以下略

ここまで棚に気を取られがちで記憶が曖昧……ここは特に記憶がない……

 

棚4 海外文学

左から2か3番目のちょうど視線の辺りの棚、白鯨の話。自分にとっての白鯨と出会いたいから、外に連れ出してほしいと言われる。この辺でギリギリの情緒が終わる。どうしたら連れ出せた?

 

棚5 ライフスタイル

細かいところは覚えてないのだけれど、珈琲の入れ方みたいな、日々の積み重ねで生きているみたいな話をこんな陳腐な言い方じゃなくて優しく話してくれてなんかめちゃくちゃ沁みて泣けた。泣いたことに動揺して記憶がない。ここのお話がとても好きだった。じんわり暖かくて、でも希望だけで話してはないというか…多分「不条理」もここで出てきたと思う。そういう不条理があっても生きるしかないし、生きられるし、生きるってそういうもんだよな、みたいな…ダメだ、うろ覚えで私が何を言っても陳腐になってしまう…台本がほしい…

最後に不穏なノイズが入って終わった。

 

棚6 旅

綺麗な口調の繕った音声が流れる。自我を殺されたのかと思った。途中で元の「僕」に戻って安心した。

そういえばこの「僕」はなんだろう、と考えていた。サンプル音声では文喫の擬人化とか付喪神的なものか人工知能かと思っていたけど、人工知能かな、と思った。

連れてってほしい話をまたしたような?

 

喫茶カウンター

ノスタルジッククリームソーダを紹介されてめちゃくちゃ飲みたくなる。時間ないから入館予定なかったのに、ギリギリラストオーダーに間に合ったので入館して飲んだ。

 

棚7 絵本

最後に『ふたり』を示される。

元々「ふたり」の話に弱いので『ふたり』という絵本がある?と言われて、帯に「かみさまはいました ふたりに、なれた わたしたちは、であうことができた」と書かれていて、情緒がめちゃくちゃになって記憶がない。

 

階段エスコートしてくれたのびっくりした本当にゆっくりゆっくり降りてたので。

最後また入口でなにか聞いたはずなのに『ふたり』の衝撃のせいで本当に記憶がない。

えっこれで終わりなの?と思った記憶はある。

 

どこの話でか忘れたけど、覚えていてもらえるうちは死なない、だなあと思った気がする。私が覚えている限り、「僕」はここにいるのかな、て。多分「僕」のことを人工知能なのかな?と思った辺りだからライフスタイルか旅?

 

 

○栞

「僕は、ずっと僕じゃなかった。僕は君と出会って、はじめて僕になったんだ。」

多分これは絵本のところで言ってた?

誰かと出会うことで生まれたようなものだから、という概念にめちゃくちゃに弱いので情緒がめちゃくちゃになっている。人が人と出会うことで、初めて生まれる、というのは一対一の関係性においては当然といえば当然で、だって「その人の中にしかいない自分」というのは絶対にあるから、たとえそれが幻や偶像でも、生まれてはいるよな、ていう。

JUNONで親や友人よりもある部分ではファンの方がよく知ってるかも、みたいなお話をされていたのが印象的で好きだったので雑誌買ったな、というのをこれを書きながら思い出した。

ちょうど先日親が私のこと全然わかってないなと思った出来事を思い出したりしていたので、なんだか個人的にとてもタイムリーだった。こういうことが度々あるから不思議だ…

この「僕」の音声を聞く「君」がいるから、「僕」は「僕」になれる。は~~~~好き。。

「僕」に出会えてよかったな……ありがとうございました……

 

「時に迷うのもいいものさ。思いもよらない出会いがあったりするものだからね。(後略)」

一回目の海外文学のところで言ってた。これは自信ある。店内で迷うことを言ってはいたけれど、きっと人生に迷う、判断に迷うようなことも肯定してくれると思った。

 

「考えて、行動して、また考える。試して、失敗して、また試す。そうやって積み上げられたものが君を強くする。命ある限り君が君としてある理由を追い求めるんだ。君のモビーディックをね。」

二回目の海外文学、白鯨の話の後かな?

前半の「試」に言式を思ったし、『ふたり』になったからあの絵本を選んだのかなあ、と思ったりした。

後半は白鯨を読んだことがないからわからないけれど、「モビーディック」は私にとっての、(というよりは久保田誠人にとってのだけど)「神様」「時任」みたいなものなのかなあ、と思いながら聞いていた。

私だけの神様を求めることはやめたつもりだけれど、それに変わるなにか、を求めてもいいのかもしれない。

とはいえ、私が私である理由は、私がここに存在することそのものだと思っているので、好きなようにしていくことが一番かな、と思ってはいる。

 

○アクキー

また綺麗な口調…と思ったらノイズ

「君がこれを聞いている時~」の様式美だ!つらい!

「僕であって僕ではない」その時々でも人は変わるしなあ、とぼんやり思った。そういう話ではないのだけれど。でも昨日の私は私じゃないし、過去の私とよく解釈違いも起こしてたからな……

「筋書き通りに~」が微ホラーだった、ちょっとゾッとした。メタ的には梅津さんに操られているわけですが、こう、自分の選択や自由意思とは?みたいなことを考えたことがあるとちょっと怖い気がする。

「君だけの白鯨を探すんだ。それが生きるということへの希望であり叛逆なんだから」ううううううう私が諦めて諦めきれなくてでも諦めたものをそんな……………え、待って泣いちゃう無理、嫌だ、もう捨てたいし捨てたはずなの、神様なんかいないし、でも捨てきれないし、上手いことやり過ごしてるのに~~~~~~あああむりほんとにこんな…………無理、私が勝手に白鯨のことを神様なのかなあとか考えてしまったばっかりに…………………でもきっと多分あらすじ的に神様ではないので、気を確かに持とうな…………白鯨読めるかなとりあえず次回買います…………

 

○コースター

文言、梅津さんにしては珍しいなと思ったけど「僕」の言葉なんだな、と思ったら泣けてきた。モビーディック、探すか……「私だけの」を求めたくはないというか、求めなければ手に入らなくて苦しまなくて済むだろう、の思想なので、いつぞや期待しなければ腹も立たないと言っていた推しに同感だなあと思ってたくらいなんだけど、でもさあ、本当に全く期待しない、って無理だよね、とも思ってはいて……背中を押すわけではないけれど、捨てることないよって言われてるような気分になった。前にもなんか私が失くしてしまったものとか、諦めたものとかを拾ってもらったような、忘れてたものとか、蓋をしたものとか、目を逸らしたものとか、そういうものを思い出させられたような気になったことがあったけれど、今回もまたそんな感じ……とはいえ、結局手離せてないから刺さっているんだよな……ああ、これが考えて、行動して、また考える。試して、失敗して、また試す。なのかもしれない。あれ、もしかして私は私だけの「白鯨」を諦めきれてないな?そんな気はしてたしやっぱり諦めきれてないな、と思ったようなこともあるけど……モビーディック、探すか……

 

書きながら落ち着いてきたからアクキーのお持ち帰り音声聞いたのにまた情緒がめちゃくちゃにされてしまった…………………アクキーだけリアタイしながら書いたので完全に呻きなんですけど折角なので残しました。でも全体的に自我強すぎて恥ずかしいから鍵だけかけた。

アクキーの音声聞いてたら今すぐもう一回文喫行きたくなった。

二回目はちゃんと覚えておけるように気を確かにもって聞いてくる。リピート特典でまためちゃくちゃになる気はしている。

めちゃくちゃ良かったので脚本と音声データほしいですね。情緒がめちゃくちゃになって記憶がないので。