①トッケビ
「絶対好き!!!」というオススメにより視聴。めちゃくちゃ好きだった。運命CP悲恋CP大好き人間の性癖にクリティカルヒットした。思わず二回見た。
自分を助けてくれる守護神、最高に好きだし、自分を殺すことができる唯一の相手というのも好き。
「“生”が私に向かって歩いてくる
“死”が私に向かって歩いてくる
私の命を絶てる唯一の子が私に生きようとさせる」
というのがめちゃくちゃに性癖でした。
900年もの孤独に堪えかねてずっとずっと死にたかったのに、花嫁に出会って生きたいと願ってしまうようになったのも、寂しさを慰めてもらえたことも、愛されたことも、愛したことも、全部が全部、美しくて素晴らしい日々だった。
予測できていた二度の別れも、三度目の再会もボロボロに泣いた。どうか、今度こそ幸せになってほしい。
②サイコだけど大丈夫
「救いの話だった」の一言で見たらこれがめちゃよかった。
見た人が口を揃えて「最初の方はつまらない」と言うのとタイトルが面白くなさそうで興味がなかったけど、この一言で見てよかった、マジで救いの話だった、これも一気に二回見た。
ヒロインに救われたヒーローにヒロインが救われる話って感じだったけど、救った相手に救われるの、めちゃくちゃ性癖に刺さる。相互救済恋愛大好き。
しかも別に救ったつもりなんかないけど相手が勝手に救われてる、というのが最高。
お互いがお互いに何度も救われているの堪らん……
全体的なストーリーは韓国ドラマにありがちな展開で予測しやすかったし、救済文脈に慣れてるので(?)一話冒頭からあっこれは救済の話!しかも絶対双方向のやつ!と期待が膨らんで最初からワクワクしていた。
ムニョンさんも全然サイコじゃなくてただの癇癪持ちの子供にしか見えてなかったので、「全然サイコじゃなかったね~」と教えてくれた人に言ったら私がヤバいやつみたいになってしまったけど、私はサイコというのはアンナチュラルの高瀬みたいなやつだと思ってるだけです……
ガチのサイコだったら逮捕しないと倫理的にヤバイ作品になるし多分サイコではないだろうと思って見始めて、一話の某ニュースもムニョンさんの仕業ではないとは思っていたけど、終盤回収されててこれ!!ムニョンさんだったら話成り立たないとは思ったけど!!!忘れてたやつ!!!と驚いたし面白かった。
なんというか、人をいじるのが好きな人が自分をドSだから~て言うのと同じ感じの「サイコ」だった。
タイトルはもう少しなんかあったのでは?とは思っているけど、各話のタイトルが童話や物語モチーフで楽しかった。
旅を終えた二人の話も見たいし続編つくってほしい~~
③キルミーヒールミー
昔ちょっとだけ見た記憶があったけど全部は見てなかったので年末駆け足で視聴。
アンヨソプが屋上で自殺を図るシーンだけ覚えてたけどそれ以外はほぼ初見気分で見ていた。
いろんな人格が出てくるにつれ、リジンさんとの仲が近づくにつれ、ドヒョンさんの喋り方が砕けていったり、ワガママや嫉妬が出てくるのが可愛かった。
感情が出てくるにつれ交代人格の片鱗が滲んでくるのも統合されていく過程のように思えた。リジンに対して恋愛しないとか契約させておきながら結局惹かれていてわりとストレートに好き好きしてるドヒョンさん、そんな性格だっけ??てなったしアンヨナとかシンセギ並みのストレートさで人格の境界線溶けてない??という気持ちに。
挿入歌で「俺を治せるのは愛だけ」みたいな歌詞があったけど、ほんと愛だった。
個人的に芸術家肌の自殺志願者アンヨソプと愛する女絶対守るマンなシンセギが大好き。
芸術家自殺しがちだよね~と思いながらアンヨソプを見ていた。好き。リジンをお姉さんと呼ぶのがめちゃくちゃ可愛い。
シンセギは最後までしんどかったな、子供の心で作り出した人格だからかそのまま癇癪持ちの子供のようで、乱暴なのはそれしか守る手段を戦う手段を知らないだけなのだろうなと思った。暴力に対抗できるのは暴力しかないと思っているような気がしたし、彼の暴力は守るためなので、大人が守ってくれないから自分で守らなければならなかったことを思うとしんどい。自分もあの子も守るための人格だったのだろうけど、セギのことは誰も守ってくれなかったから、強くなるしかなかったんだよね…
でも会社で好きに振る舞ってるところをアン室長が「副社長を信じた」「自分自身を信じた」と表現していて、セギを守れるのもドヒョンだったんだなと思った。
お前は俺で、俺はお前だから、と最後に向き合っていたのとても好きだった。優しいドヒョンの、守りたいという心から生まれた、優しくて悲しい強さの持ち主だった。
最後の「ペアリングはこの世でもっとも甘い手錠」という台詞はめちゃくちゃ性癖でした!!!!!