次にいつ見られるかわからないので、十周くらいぐるぐると見てきました。
パッと見の印象は、「ふと!つよそう!そりゃ国広兄弟脳筋二次創作いっぱいある!」です。頭悪い感想だな……
でも本当に、身幅が広くて、鋒が大きくて、重そうな、どっしりとした印象でした。
先日佐野美術館で松井江を見たときも思ったけど、打刀でも三日月宗近より幅が広くてどっしりしてた。むしろ三日月宗近が太刀のわりに細いのかな??と思った。佐野美術館の則宗もずいぶんほっそりしてたけど、日枝神社の則宗は太刀らしい印象だったので、同じ作刀でも違うのかなあ。
刃紋も平地の半分くらいあって、今まで見たどれとも違うと思った。大きな波のなかに、小さな飛びやうねりが起きているような、不思議な刃紋で、ずっと見ていられる。
刀剣乱舞にハマって刀を見に行くようになるまでは、直刃しかないイメージだったけど、案外そうでもないんだなあ。
山鳥毛ほどではないけど、刃紋のなかに浮かぶ刃紋(?)が細かくて華やかで見ていて楽しかった。
刀剣鑑賞ではつい波紋ばかり見てしまうのだけど、今回は地金も見やすかったので、じっくり見てました。あれは杢目でいいのだろうか…
そして山姥切国広と山姥切長義のパネルが並んでいたけど、形は本当に似ているけど、刃紋は全然似てないな、と思った。元々写し自体が、そういう意味合いなのだと思う。本歌取りのように、オリジナルにアレンジを加えるというか。お茶碗にもよくあるけど、偽物と思ったことはないし、やっぱり別物でコピーでもないなあと思ったよ。
今ちょうど刀剣乱舞無双を始めたので、ああそういえばちょぎくんだいぶ高慢なんだった、て懐かしくなっている。可愛いね。
色々刀を見てきたけれど、やっぱり私は三日月宗近が一番美しいなと思うし、去年の年末に見たときはなんか泣きそうになってしまった(きっと无伝のせい)
多分ほっそりした太刀が好きなんだろうな、佐野美術館の則宗も好きだったので。同じ則宗なのに日枝神社と全然違うの面白いね。
三日月宗近も、二振りあったのでは、みたいなのを見かけたから、実は集合体とか、そちらが暗躍していたみたいな話がステやミュで来たら怖いなあと思っている。
実際の刀を見ると、結構刀剣男士として顕現する姿がわかるな~て思う姿をしているの面白い。則宗さんは佐野美術館の則宗がイメージに近いなと思った。集合体だろうけどね。
いつも鑑賞記録つけてないし、見た姿もすぐに忘れてしまうけど、折角なのでちゃんと記録つけたいな。