徒然。

備忘録

Requiem感想

進戯団夢命クラシックスさんのRequiem配信見ました。

信長がずっと炎を求めているの、なんとなく「わかる」という感じだったし、凄んだと思ったらカラカラ笑ったり、掴み所ない感じめちゃくちゃ好きだった。

気さくなようでいて、自分を裏切るよう唆してみたり、後ろから襲った奴は絶対に生かしておかなかったり、めちゃくちゃな人だけど、それが余計に「信長」って感じだった。

お市がずっと悲し気な顔をしていたけどめちゃくちゃ可愛かった……

市が信長が寄ってきたときに「お濃様の前です」って言ったの、兄妹なのに距離感近すぎるしまさか、と思ったらそのまさかでしたね。

市が逃がした間者?殺した信長が市を後ろから抱きしめて頬に血を擦り付けたの、めちゃくちゃにえっち……てなったけどあながち間違ってなかったですね!!!

調べたら従姉妹説や愛妾説(これは本当に根拠無さそうだけど)もあるみたいなので、そこから来たんだろうな~でも市のあの感じは実の兄妹なんだろうな……

お濃が信長のことわかろうとしてたのも、信長も多分ちゃんとお濃のこと好きだったのも、失明した蘭がお濃を(多分殺気を感じたせいで?)殺してしまったのも、その蘭を信長が斬って、でも亡骸を自ら抱えていったのも、全部悲劇って感じだったな。

市もお濃も蘭もみんな大事にはしてたんだろうな、わかりにくいけど……

お濃は信長に銃を向けたけど、その銃には弾が入っていなかった。信長も多分それを知っていて、だから「うつけ」と言った。

「守っているだけだ。俺自身を」という信長の台詞は、炎の中でしか、憎しみや屍の上に立ってしか生きられない己を示していたのかなあ。

お濃に「わからないならわかろうとするな」と言って「誰からも理解されない方が楽なら、あたしだけはお前を」に激昂していたのは、暴かれるのが怖かったのかなあ。

お濃の「あたしは帰蝶。飛んで火に入る夏の蝶だ」って台詞めちゃくちゃ好きだった。

市が「始まりは、雨でした。ずぶ濡れで泣いていた私を、兄は抱きしめて、その体に傷を作っていました。もう上がらなくなった腕を手を私の頬に当てて、お前だけは守ると。でも、そう言った兄の目を見たとき私は、その手を取ることができませんでした。あに様、あの時私が手を取っていれば、あなたは…」って泣いていたのめちゃくちゃよかった。

市は信長の炎を恐れたのだろうか…

 

もう一回ゆっくり見たいし台本ほしかったな!!