徒然。

備忘録

ハピ婚千秋楽

覚書、と言いたいところなのですが、今回初めて上手に座ったからかびっくりするくらい記憶がないです、ロバートも筒井さんもこんな近いの初めてなので!!

 

練間さんが「SAYかまへん!」って言ったから一瞬声出し解禁したけど舞台もありなの!?となった、もちろん誰も言わない。それはそう。

 

ロバート田中の眼鏡吹っ飛んでるの今日初めて気づいた。なんか飛んでった?と思いつつ目が悪いので気のせいかと思ってた。どうやって吹っ飛ばしてるのか暫く気になって集中できなかったw

 

アキくんのフラッシュとシャッター音、今日は控えめだった気がするんだけどそんなことあるのかな…

 

筒井さんの春彦への懇願と、未知さんの願い、春彦の独白を真正面で浴びるのしんどすぎて泣くどころか顔歪めるしかできんかった…

 

筒井さんの未知さん可愛がってた感がもうね…結婚してなくて娘のように可愛がってたのでは?と思わせた…

「バカなんだよ」にやるせなさとあの子らしいなという愛しさが滲んでいて毎回胸が締め付けられる…

筒井さんの声めちゃ好き…

 

春彦の独白、生まれながらの「特別」になれないから、努力して、それでもダメで、って何度聞いてもしんどいんだけど、そこでできることをやろう、にならなかったのが余計にしんどい。だって春彦のいう「特別」は多分、技術努力とは違う土俵で才能で、そこに追い付くための技術努力をしても多分春彦の求める「特別」にはなれない。「特別」になれないとわかって、じゃあ「普通」に、できることで届けたいものを込めていれば違ったかもしれない。

「普通」になら作れる、というけど、音楽を作れる人はそんなに多いとは思えないしそもそも4年で500曲は十分すごいやろ、というわけで。

他に、「特別」になれる場所を探しても良かったんじゃないかな、と思ってしまう。空っぽだからダメだと思っていたのなら、なおさら。

そもそも底が抜けてたら何を入れても仕方がないので、その「普通」は本当にダメなもの?って。

そうやって春彦がとらわれていたのは自分自身の作り上げた「普通」で、そこから解放してくれたのが未知さんだったんだな。

「特別」じゃない、「普通」な僕の話を聞いてくれた、というけど、「普通」が「追い詰められたときに嘘をつかない」だったから未知さんは惹かれたのだと思うよ。

二人とも真っ直ぐで純心なんだろうな。

 

 

最後アキくんと話すところ、「めちゃくちゃ泣いてる」写真を「ベストショット」だと「アキがそういうならそうなんだろう」と言ってて、アキくんにとってはそれがお兄ちゃんの「普通の優しさ」だったんだな、と思った。

アキくんの絵、感情をそのまま描いたような、と言ってたし、アキくんにとっては生の感情を表に出すことが表現なんだろうな…だから久しぶりに大泣きしている春彦がベストショットだったのかな、と。

 

逆に、春彦は多分そういう感情を押し殺して、だからこそどんどん「特別」はこうあるべき、にとらわれていった。

「特別」を演じる、といいつつ、「それっぽいことをしよう」となったらそれはもう「普通」じゃない?

学ぶことは真似ぶこと、なんだけど、真似だけしてても「特別」になれないのは当然なんだよね。

その辺が虚栄心やら、焦燥感やら、諦めやらで、どうしても見えなくなってしまっていたんじゃないかなあ。

最後に自分で、違う道を選んで、「ドキドキじゃなくて、ワクワク?」が本当にワクワクしていそうな声で、でも歩くときはちょっと緊張した面持ちでもあったの、未知に踏み出す人間っぽくて好きでした。

悲しい夜もきっとたくさんあるだろうけど、周りの人たちと、良い日々が続きますように。