徒然。

備忘録

ハピ婚千秋楽

覚書、と言いたいところなのですが、今回初めて上手に座ったからかびっくりするくらい記憶がないです、ロバートも筒井さんもこんな近いの初めてなので!!

 

練間さんが「SAYかまへん!」って言ったから一瞬声出し解禁したけど舞台もありなの!?となった、もちろん誰も言わない。それはそう。

 

ロバート田中の眼鏡吹っ飛んでるの今日初めて気づいた。なんか飛んでった?と思いつつ目が悪いので気のせいかと思ってた。どうやって吹っ飛ばしてるのか暫く気になって集中できなかったw

 

アキくんのフラッシュとシャッター音、今日は控えめだった気がするんだけどそんなことあるのかな…

 

筒井さんの春彦への懇願と、未知さんの願い、春彦の独白を真正面で浴びるのしんどすぎて泣くどころか顔歪めるしかできんかった…

 

筒井さんの未知さん可愛がってた感がもうね…結婚してなくて娘のように可愛がってたのでは?と思わせた…

「バカなんだよ」にやるせなさとあの子らしいなという愛しさが滲んでいて毎回胸が締め付けられる…

筒井さんの声めちゃ好き…

 

春彦の独白、生まれながらの「特別」になれないから、努力して、それでもダメで、って何度聞いてもしんどいんだけど、そこでできることをやろう、にならなかったのが余計にしんどい。だって春彦のいう「特別」は多分、技術努力とは違う土俵で才能で、そこに追い付くための技術努力をしても多分春彦の求める「特別」にはなれない。「特別」になれないとわかって、じゃあ「普通」に、できることで届けたいものを込めていれば違ったかもしれない。

「普通」になら作れる、というけど、音楽を作れる人はそんなに多いとは思えないしそもそも4年で500曲は十分すごいやろ、というわけで。

他に、「特別」になれる場所を探しても良かったんじゃないかな、と思ってしまう。空っぽだからダメだと思っていたのなら、なおさら。

そもそも底が抜けてたら何を入れても仕方がないので、その「普通」は本当にダメなもの?って。

そうやって春彦がとらわれていたのは自分自身の作り上げた「普通」で、そこから解放してくれたのが未知さんだったんだな。

「特別」じゃない、「普通」な僕の話を聞いてくれた、というけど、「普通」が「追い詰められたときに嘘をつかない」だったから未知さんは惹かれたのだと思うよ。

二人とも真っ直ぐで純心なんだろうな。

 

 

最後アキくんと話すところ、「めちゃくちゃ泣いてる」写真を「ベストショット」だと「アキがそういうならそうなんだろう」と言ってて、アキくんにとってはそれがお兄ちゃんの「普通の優しさ」だったんだな、と思った。

アキくんの絵、感情をそのまま描いたような、と言ってたし、アキくんにとっては生の感情を表に出すことが表現なんだろうな…だから久しぶりに大泣きしている春彦がベストショットだったのかな、と。

 

逆に、春彦は多分そういう感情を押し殺して、だからこそどんどん「特別」はこうあるべき、にとらわれていった。

「特別」を演じる、といいつつ、「それっぽいことをしよう」となったらそれはもう「普通」じゃない?

学ぶことは真似ぶこと、なんだけど、真似だけしてても「特別」になれないのは当然なんだよね。

その辺が虚栄心やら、焦燥感やら、諦めやらで、どうしても見えなくなってしまっていたんじゃないかなあ。

最後に自分で、違う道を選んで、「ドキドキじゃなくて、ワクワク?」が本当にワクワクしていそうな声で、でも歩くときはちょっと緊張した面持ちでもあったの、未知に踏み出す人間っぽくて好きでした。

悲しい夜もきっとたくさんあるだろうけど、周りの人たちと、良い日々が続きますように。

ハピ婚3回目覚書

2月25日昼公演

通路後ろ下手

 

いい加減しつこい気がするんですけど毎回発見があるというか泣きすぎて気付いてなかったことに気付いたので…

 

前が通路推しが近い、無理。べしょべしょに泣いて化粧溶けた顔を推しの視界に入れるの万死過ぎるし体調悪くて泣くどころじゃないと思ってたのに普通に未知さんいないんですよ、辺りで耐えられなかった泣いた。

 

 

春彦

椅子に座る前、ちょっと席を見つめてるの、あれ写真を見てたんだな…

座って天を見上げていた気がしてたのだけど、あれは多分宙を見る、のあれをやっていたんだろうな、というのはわかってたんだけど、でもなんか、未知さんを思っているように見えてしまって早々にああ……となってしまった。

 

練馬さん

今日は無理だよぉ~!の前に「結婚には三つの袋が大切で…まずはお袋…」の定番のアレ入った。

手締めるのが揃ってあわあわするオジサンキョドっててかわいい、全然普通にオジサンなのに悔しい…と思ったけどよく見たら推しの顔だった…みたいな訳のわからん気持ち

「こんな状況」って衆目に晒されることが無理なのかと思ってたけど、そうじゃなくて、新婦のいない結婚式、の方だね…

酒飲むとこ、一回蓋そのまま飲んだ気がする

良いとこでハチマキ緩んで首に落ちちゃって笑った

どこかのタイミングで「プチョヘンザ」言ってて笑った急にどうした

最初見たときは長いな~と思ったんだけど、でもその長ったらしさが逆にリアルだったんですよね、マジで友人の結婚式で話の長い上司のおっさんいたのを思い出した。

多分複数見てる人多いんだろうな、客席がやっぱり初日より暖かかったので初回より短く感じた。

 

ロバート田中

後輩が「体は動いてないのに飲み物が小刻みに動いてて感情を抑えているのを感じた」と言っていたので見てたんだけど本当に手が落ち着かない様子で演技が…細かい…!!

喋ってる人の顔を見がちで、大きく動いてないと余計に全体見るの苦手なので気付かなかった。

「乾杯の音頭を取らさせていただきます」っていうの、「取らせていただく」ではなく「取“さ”せていただく」なのがコンサルらしくて鼻について良いんですよねえ…

私の中の推し先生が「させていただくってなんだよ、頼んでねーよ!」とキレますが(昨今のさせていただく濫用に辟易している、あれは敬語じゃないと)あの界隈の人間、というキャラ造形においては完璧なんだよな…

実際あそこまでカタカナ語多用して高いところから見下ろすような人間は鼻につきすぎてむしろいないだろ、みたいな気もするんだけど、でも舞台で見ると「いる~!」となる。実在はともかく、キャラを立たせるのが本当に上手い…

 

重石くん

あんだけ歌えるなら君ボーカルでも良かったのでは??と思ったんだけどあれかな、違う楽器をやりたいとかなのかな~音楽のことはよくわからないけど、とりあえず音楽性の違いでは解散しないんだろうなと思った。

偉い人が騙されてくれて、CDデビューして、ツアーさせてくれるかも…のこの、実力がないのはわかってるけどでも、みたいないじらしさがなあ…

ちゃんと努力はしてるじゃん春彦も、大学時代に500曲とか…そういう「普通」、努力では「特別」な才能に勝てない、という感じの「普通」がしんどいな…

というかデスボして普通に歌に戻れるの喉強すぎん???と思ったんだけど、もしかして録音だったりする???生歌なら芝居してミュージカルしてデスボしてまたミュージカルして芝居して、って喉強すぎるよ……

 

おじさん

何回見ても怒りの演技がやばすぎてそこからなんにも考えられなくなってしまう…

それまでは初回以降、今日こうだな~とか、ここのこの演技!ちゃんと伏線!とかギミックを楽しむ余裕がある(?)んだけど、あの怒声に一気に持っていかれる気がする。

怒りを抑えて絞り出すように震えるのとか、未知さんの話をするときに優しくなるのとか、ちゃんと人を思う気持ちが乗ってて心臓ぎゅってなる。(先程芸術分野にいる人が恋愛しないと表現の幅が~と言われる、みたいな話https://president.jp/articles/-/66593?page=3を読んでしまったので、推ししてるイメージはないがちゃんと乗っとるよな、と思って)

 

 

春彦独白のときシャッター音がした

ずっとアキくんいつ撮ったんだろと思ってた(いつもなにも泣いてるからまあそこなのはわかってたんですけど)ら、ちゃんと撮ってる音ある!!!めちゃカシャカシャいってたの今日まで気付かなかったってマジ???

いつもおじさんが打ち合わせの話をした辺りからずっと泣いてたので本当に今日まで気付かなかった、今日ちょっと頭痛くて全然泣けなくて気づいた、自分のコンディションによって見方変わることあるとは思ってたけどこんな発見があるとは…

「弟のアキです」って言われたときに音が止むのしんどいね…

普通だった兄が急に家を出るって言ったことも、それから会ってなかったことも、結婚式呼ばれないと思ってたことも、嫌われてるのかな、と思わなかったはずがないと思わせて…

それでも呼んでもらって、(未知さんからだけど)カメラマン頼まれて、きっと嬉しかっただろうな…

なんとなく避けられてるとは思ってただろうけど、家族みんな会ってなければ自分のせいとまでは思ってなかったかも知れなくて、急に苦しめてたと知ったらショックもあるだろうに、終わってからお兄ちゃん二次会に誘って…健気…

というか、男兄弟だからなのかもしれないけど、上の子ってそれまで一人占めしてた親の愛情も、なんなら祖父母親戚のそれも、下の子ができた途端に持ってかれるうえ、急に「兄」の役割まで背負わされて、今まで許されてたことが許されなくなったり、我慢させられたり、悪くないことで怒られたり、みたいな理不尽を受けがちだったりするのに、それでも「特別」扱いされてる弟に劣等感抱きつつも、「普通」に「優しい」お兄ちゃんだったの、親御さんの育て方が良いのか、本人の性質か…まあどっちもなのかな…追い詰められたときに嘘をつかなかった、二人で信じたい、と未知さんも言ってたし…

所沢の一軒家で普通に不自由のない生活してそうな…

 

独白までは春彦は口を開くことはなくて、私達が初めて春彦の声を聞くのは、全てを暴露されて、頭の整理もついていないままの春彦で、多分それは未知さんがみんなに知ってもらいたかった、「普通」の春彦なんだな。

未知さんは春彦が諦めていると感じたと言っていたけど、もしかしたら、このままだといつかしんどくなって本当に死んでしまうかも、と思ったのかな…「死にづらくするために」が刺さる…まあ大切なものがあれば死にづらいけど、耐えられなくなったら人は死んでしまうので…未知さんに救われた、と思うのはそういうところなんですかね…

お葬式じゃなくて披露宴なのに、みたいな台詞あったけど、でも、実態はこれは未知さんと「普通じゃない」春彦の告別式でもあったよね。奇人変人アーティストの春彦が死んで、「普通」の、未知さんが知る、いつも通りの春彦を知ってもらう式になってしまった、普通に生きていくはずだったのにね。

ドキドキじゃなくて、ワクワク?と踏み出せて良かった、未知さんの願いが届いていたことはせめてもの救いだな、と思う。

たまたま生きているだけの私達が、死を忌まわしいものにしてはいけない、というアンナチュラルの言葉をずっと思い出していた。

いつまでも未知さんの記憶は優しい記憶になったんじゃないかな。悲しいだけの記憶じゃなくなっていると良いな。

 

 

ところで「普通」って難しい言葉だと思っていて、字義通りのこともあれば、人を批難するときにふんわり自分の罪を逃れるように「普通そういうことしないよ」とかの「らしく」道徳の押し付けに使われたり、出てくると警戒するワードなんですけど、今回は「普通」という題の作品が二つも出てきたところでそれがテーマか、とはなって…

「普通」に生きるくらいなら死にたい、とか、反面「普通」に生きたいですね、とか随所で使われてはいたけど、そのどれも意味が違うんですよね。

音楽の「普通」は、普通(この場合は「特別」じゃない、の意)の人たちのバンドが、「特別」になるためにあえてつけたのだろうな。

絵の「普通」は餞別ということもあるし、お兄さんを見てのイメージなのかな、と思うけど、似顔絵とかではなくて抽象画で出される辺りが、まあ「普通」ではないということなんだろうな。(関係ないけどあれ、ずっとOLDCODEXのよーくさんの絵を思い出してる。)

「普通」に、生きたいですね。は素直に、ただの春彦と未知として、とか、二人で幸せに、とか、そういう、ありふれた日常、という感じがするし。

「普通」が=マジョリティになるとまあしんどいところも出てくれば、それが良いところもあるので難しいけど。

「普通」の人間の物語だったのが好きだったな。

意味にも悪い意味にもなる「普通」、面白い言葉だなあ。

らしく道徳の押し付けはしんどいから嫌だけど。

 

 

23日アフトの追記

結婚式したい?

→どっちでも…相手に任せる

スピーチ誰に頼む?

→マジで出てこない…………お仕事の顔もプライベートの顔も知ってる人じゃなきゃ、みたいなこと言ってた気がする。ずっと悩んでて、結局司会の方に末満さんとか鴻上さんとか?と言われ、渋い顔で鴻上さんはなぁ……と言っていた。

アフトめちゃくちゃ色々忘れてるな…

ハピ婚2回目覚書

後方上手

舞台の表情も問題なく見えたので双眼鏡いらずで良い距離だな

全体的に手拍子や拍手が増えてて、ストーリーを知っているからあれだけど、前半はなんか変…?と思いつつ楽しめる感じになった気がする。やりたかったから嬉しい。とはいえ実質告別式みたいなものでは?と考えると初日のちょっと固い空気はそれはそれでリアルなのかもしれない。

 

新婦の席だけライト赤いの、死の暗示なのかなあ…

 

春彦

睨み付けるような歩いてたときの表情も、体育座りも、悲しいはずなのにそれでも「変人」を演じていて、なんとなく、なんでこんなことしてるんだろうなという迷いや、未知さんはいないのにというやるせなさを感じた。

悲しくてもつらくても、いつも通りに振る舞うしかなくて、泣くことすらできなくて、むしろ、崩れてしまわないように、自分の「普通」を保とうとしていた、みたいな。

 

 

練馬さん

会場が初日より温かくて練馬さんもちょっとリラックスしてたというか柔らかい感じがした。

初日はいるよねこういうちょっとキモいけど憎めないおっさん、みたいな気がしてたけど今日はいるよねこういう憎めないおっさん、という感じで頑張れ~!となる可愛いおっさんだった。愛嬌がある。

 

ロバート田中

未知さんに話しかけているところ、未知さんからの返答がないように思ってたから無視してる?と思ってたんだけど、良く考えたら自分で元旦那にスピーチ頼んでるし、話しかけられて無視するタイプじゃないよね…ちゃんと視線が低くて…遺影があったんだな…

最後春彦に謝るところ、今日を逃したら「永遠に」言えなくなるって言ってて、未知さんとも、彼とも、この先会うことはないから、と思ったんだなと。二次会行ってたら、未知さんに振り回された話に花を咲かせて、友人として付き合っていくかもしれない。タイプ違いすぎて想像はつかないけど。

 

秋くん

初日カメラフラッシュ焚いてない気がするんだけどどうだっけ…めちゃ眩しかった…というかあれほんとに撮れてるんだろうか…

「お詫び行脚」「おかしな結婚式」なるほど…………………………それはそう……………………

 

バンド仲間の暴露ミュージカル

未知さんに話しかけるとこやっぱり視線が低いし、結末を知ってから見るとちゃんともう応えがない人への呼び掛けだった…返事を求める呼び掛けではなくて、わかっててもそうするしかない呼び掛け…

 

三人組

動揺したからってそんな泣く?と思ってたので2回目はまあ…泣くよな…しかなかった

人体切断ショーが人体切断“イリュージョン”ショーになってた、マジックなのは分かってたけど斬るの?てなるからイリュージョン入って良かった。

ギコギコやりながら暗転して捌けていくとき、岡島さんが「快感…」みたいに言ってたの笑った岡島さんめちゃ好みのタイプなのでちょっと斬られたくなってしまった。

 

山崎

見栄切るの長くなった?

捕まりそうになって威嚇するとこ激しくなってた気がする

 

おじさん

凄味が増したドス声、良……

正直べしょべしょに泣き始めてたので記憶が曖昧です。

ここのお話好きです…個人の考えを尊重する時代、としたうえでそこに寂しさを感じて踏み込めない関係になりたくない、というの。

本人が本当に望んでなかったり、関係性によっては絶交案件のやつだけど、二人だから成り立ったんだろうな、というのが…未知さんがいないことがかえすがえすも悲しくて悔しいな…

 

独白

途中で言葉につまったり咳をしたりがマジで辿々しく言葉を紡いでいる感じで初日より来るものがあり…カテコまで涙止まらなくなった…

未知さんが撮ってた映像を見て泣くところ、しゃくり上げる声が入るようになって余計に泣いてしまった(初日はなかったのか私が泣きすぎて記憶がないのかわかりません)

 

アフト

ロンTで登場。

朝アフト前に身ぐるみ剥がされてロンT着せられるって聞いて、ロンTにパンイチなんですか?そんなん日曜の朝宅急便が来ちゃったやつじゃないですか、とか言ってた。流石に誰もその格好では出ないのよ…

この格好で察してくださいね、て圧強めで笑った。

メッセージ入りポストカードのメッセージ気になって開演前に買ってたんだけど、アフトで普通に内容バラされた、なら発表時に教えてよ迷わず買ったからww入手できたから良かったけども!

なんやかんや、推しの顔も演技も好きだけど、言葉が好きが一番大きいんだよなーやっぱり。

「人はどこまで行っても一人。」

やはり信頼できる推し…文学も宗教も哲学も孤独な人間がやるもの、みたいな話を思い出すね…

 

誰かの結婚式参考にしたりした?

⇒してない。それこそコロナになってから友人が同棲したり結婚したりしてた、ようやく人間は孤独だと気づいたか、みたいなこと言ってて最高好きだった、のに、なんか良く聞こえなくて悔しい円盤収録しておいてください。

サプライズする方が好きで、されても最初はびっくりするけどあとはスン…てなると思うって言ってたの推しらしくて笑ったそういうとこ~~

お母さんの誕生日とか母の日とかサプライズしてたけどわざわざ来たの?みたいな反応、来てやったのにwwって言ってて仲良さそうでほっこりした…

 

結婚願望?みたいな話で女性はウエディングドレス着ると婚期遅れるみたいに言うけど男も白タキシード着ると婚期遅れるんですかね、みたいなことを言っていた。意外と着てない、なんかのキャラが出る舞台で一回着た?とか。なんだろ。

 

連れてった後輩(推しのオタクではない)がポストカードのメッセージとアフトとで終演後ロンティー買ってて笑った。

普通におしゃれなデザインだと思って見てたのであれだけ推されたら…って、嬉しいね。

理解力高すぎてロバートが逃げたって言った時点で、春彦が未知さんに救われたんだな、を察知していたので本当に…連れていって良かったです。

初回より客席が笑ったりしてたし一緒に笑ってくれてて安心した~

 

 

ハピ婚初日感想(ネタバレ)

ソロパフォーマンス演劇HappyWedding

初日の新鮮な悲鳴

後側2列目通路席だったのでめちゃ近くで拝む機会があり顔が綺麗すぎてびびった。こちとらべしょべしょに泣いているのに…

 

べしょべしょに泣いた。人目がなければ今も泣きたい。(帰路で書き始めた)

泣きすぎて推し見てない。ハピエンも好きだったけどやっぱり脚本好きだな。

今回はオムニバス、群像劇とのことで、最近私意外と群像劇とか好きなんだな~と思ってたので楽しみにしていた。

 

会場は式場のようで、結婚式っぽい音楽も流れていておめでたいお席だ~と入場早々ワクワク。

 

いよいよ新郎新婦入場。新郎目付き悪くてザカザカ歩く感じで新婦エスコートしている様子もなくて結婚式…?となる。乗り気じゃなさそう。何故。政略結婚かはたまた偽装結婚か(ならもっと幸せなふりするか)

新婦の椅子引いててそこスタッフじゃないのか、となった(一瞬スタッフ役だったのか?と今思った)

新郎椅子の上に体育座りしてて、シャーロックホームズか!?となっていたら暗転。なかなかにクセ強で、あらすじのなにかおかしい、が既に始まってた。

 

新郎上司挨拶。

ここで明かされる(?)新郎の職場、お好み焼き屋。その見た目で!?バンドじゃないの!?と思ったらバイトの模様。音楽だけでは食っていけぬ、というあの世知辛いやつだ…ハピエンに続き、なんというか、「成功者」じゃない側の人間を描いてくるのがこう…ヘキに刺さる…

おじさんをやるときの推し、だいたいウザいかキモい系なのなんでだろうね。絶妙にウザくてキモくてリアルなんだけど、別に実際見た記憶は特にない。

夏の乙女もそうなんだけど、なんというか、「どこかで見たことある!(気がする!)」「いるよね~!」という、共通の幻覚を作るのが上手い気がする。

 

春彦のバンドの、「普通」というノイズミュージック(?)を流してくれるおじさん、空気読めなくてダルくて、でもなんかずっと優しくてなんか憎めない、という愛嬌あるキャラ造形でしたね。

そりゃあ挨拶とかね、緊張するよね…バイト足りなかったからってなんやかんやね、引き止めて雇って挨拶までしてくれるの、「普通」にいい人なんだろうな、という感じ。

 

お次は新婦のビジネスパートナー、ロバート田中。

推し、インテリヤクザの役やってくれん???

こういうスタイリング良すぎる~~!!!オールバックとか額を出しているビジュにそんなに惹かれないと思っていたのだがめちゃくちゃビジュが良い。

めちゃくちゃ横文字遣う嫌味なインテリ気取りビジネスマンぷりが似合いすぎていた。港区???タワマン???逆におらんのよこんなん、いや会ったことないだけでいるかもわからんけど。おらんのよ、と思うのにでもやっぱり「いそう~!」「わかる~!」というキャラ造形なんだよなあ…不思議。

なに言ってるか半分くらいはわからんが新婦にクソでか感情があるというかシンプル横恋慕だな~と思ってたらまさかの元夫!?!?そんなことある!?!?元夫にスピーチ頼むってどういうこと!?!?しかも夫の方が逃げてる!?未練があるわけでもない新婦、もしやこれは私を忘れて幸せになってね、とかそういうやつだったのだろうか…「普通」は頼まないよねえ…

新婦のおっとりした、騙されやすい、人の良いところを表すのに「なはなは」笑うって表現するの、とても好きだった。

朗らかでおおらかで穏やかで優しい、全てを受け止めて流してくれそうな、大丈夫だと思わせてくれそうな気がした。

でも元夫が怖くなって逃げた、と言うのもわかる。何にも怒らなくて責めなくて全て許されるのは、それはそれで怖い。いつ見捨てられるかわからないとか、受け止められてないのかもとか、どうでも良いからではないか、とか。どちらの場合もあるだろうし、ただそれを見せないだけということもあるから、余計に。

新婦に限っては全部見せてこそ夫婦、と思っていそうだから、勝手に不安になって疑心暗鬼になってしまったのだろうな、と思うとちょっと切なかった。ワクワクしながら前に進んでほしいね。

 

弟、アキくん(秋かな?)

この子がなんかこう、あっ普通じゃないな、というか、よく頭掻いてて神経質そうで、もしかしてこの子がこうだから、(弟を守るために)お兄ちゃんとして「普通じゃない」を演じてたりするのか?と思ったんですよね……理由は違えど、当たっていようとは思いませんでした……

カメラで写真を撮ってこうじゃない!というの、天才肌のそれのようで。学校行っていなかった、という言葉からももしかして…?となったのだけど、最後に弟が「普通」として出したイラストが普通じゃなくて、あーやっぱりテーマは「普通」なんだな、と思った。

そして「これじゃ表現できない!幸せとか悲しみを」と言ったので悲しみ???結婚式で???なにかおかしいってもしかして???と思ったの、次のミュージカルで忘れました。

 

バンド仲間のミュージカル

薄ミュ見れてなくてすみません!!!見ます!!DMMTVにあったから!!!

普通に歌上手いんだよな…声がよく通る気がする。音楽のことはよくわからないけど、歌詞が聞き取りやすい。ミュージカルなに言ってるかわからないことが多々あるから助かる。(でも前にあそびばボイトレ回で歌上手い人は母音をそのままの発音しない(アをエの口で出すとかそんなやつ)みたいなこと言ってたからそういう手法を使ってなくて聴きやすい可能性もあるのかなと思ったりした。)

そして暴露される、「奇人変人キャラは作られたものだった!!!」

ここで若干推しがダブり心臓が痛い。ハピエンの売れない役者の話も、ifルートみたいでしんどかったし本人も鏡像とか言ってたけど…

まあ別にね、推しは作ってようがどっちでも良いのだけど、後々春彦の口から、どうして演じてたかが語られるもんだから、一人芝居だし宛書じゃないよね、とちょっと怖くなってしまった。多少は演じてるのだろうな、とは思っているので余計に。

いつか「普通に」生きたいと思っていたりするのだろうか。おもしれー男とは思っているけど別にガチ奇人変人とは思ってないから、しんどくなるくらいならやめればいいのに、と春彦にだか推しにだかわからない感想を抱いてしまった。しかしそういうものは得てしてやめられるものではなく、そもそもやめられるものならとっくにやめているというか、習い性になっているのならばやめるとかいう話ですらなくなってしまうんだよな…生きることは儘ならないな…

 

新婦の会社社員3人の余興、人体切断ショー

人体切断ショーってなに!?結婚式でやることか!?ぶりっこ、無骨、クール系という感じの女子3人見事に演じ分けていたなというか女子のレパートリー多いな、クール系お声がめちゃタイプでした結婚式にいたら新婦に紹介してもらいたい(?)

先の暴露で動揺している3人、こちらもわりと動揺しているのでほんとにやるの??やるんだ??えっそれあってる??なマイムだった、ゆっくり闇に包まれてったのちょっとおもろかった

 

祝電(ここじゃないかも?)田子の浦さん

新婦の会社の元社員、結婚の先輩として「夫が畳んだ洗濯物を畳み直すと機嫌が悪くなる」ネットの愚痴みたいなアドバイスわろた

 

その結婚、ちょっと待ったーーーーーぁ!!!男、山崎

出た!!!!!!ほんとにあるとは!!!新婦に好かれていた男、あのときは勇気が出ずにすみません!!!と乗り込んできた。しかしそれは思い込みだと新婦部下。田子の浦さんが新婦は僕のこと好き(かも?)って言ってた!新婦に聞こう!と食い下がる山崎。新婦はどこ!?と新郎新婦の席に進むも、そこには写真があるのみで、「遺影みたい」と。

もうねーーー「悲しみ」も入場の新郎が新婦をエスコートしている様子がないのも様子がおかしい新郎を誰も咎めないのも繋がる。そうだよね……

 

新婦叔父(司会進行)

山崎を咎めつつ、ハンカチを貸してあげる、不器用で優しそうでヘキに刺さる、私は不器用で優しい男に弱い。ぶっきらぼうな話し方良い。

新郎にも、新婦との打ち合わせの話を教えてくれて…新婦が何を思って彼の秘密を暴露したのか、叔父さんが言ってくれなければ一生知ることができなかっただろうな。

どうして、なんで、が二度と届かないのが切ない。人が亡くなるということはそういうことで、生きていれば終わりは来て、どんなに身近な人でもわからないことはあって、わからないまま会えなくなってしまうのも珍しくなくて。だからこそ、どうして、がひとつでもわかったのはせめてもの幸いなのかな、と思うし、新婦の願いでもあったのかな…

お互いを尊重しあう時代だし、彼の秘密を暴露するのは(解放してあげたいという)お節介だけど、お節介焼けないような夫婦になりたくない、彼女は踏み込みたかった、というのとても良かった。

お互いを尊重しあう時代、という言い方がすきだし、そういう時代になったことは喜ばしいことなのだけれど、同時に踏み込めないのは寂しいよね、があって…もどかしい…

 

 

新郎独白

もう、もうね、推しのことかと。あんまり声も作ってないような気がして、尚更そう聞こえてしまった…

「普通」の人間は覚えていてもらえない、「特別」になれない、なれないなら「特別」を演じれば良い、というのが…

弟が「普通」じゃなかったから、みんなそっちに注目する。クラスで同窓会するってなったときに真っ先に思い出されるのは中心にいた人か、逆にいじめられたりして可哀想な人。「普通」の層は記憶に残らない、中でもど真ん中「普通」の人は思い出してもらえない…………

私が学生時代優等生してて思ってたやつ……!!!!!!!無理!!!!!!!めちゃくちゃ成績良くもなく、かといってすごい悪くもなく、目立たず騒がず大人しく過ごしていて、好きな先生達にも気軽に話しかけに行けないし、卒業したら忘れられちゃうだろうな…と思っていたことを思い出した。推しのこと似たタイプだと勝手に思っているけど出されるものに覚えがありすぎるの怖いね。

 

悪目立ちはしたくない、けど特別にもなれない、みたいな立場の人間なんてごまんといるとは思うのだけど、そこにスポットライト当ててくるの、べしょべしょに泣いた……

音楽というジャンルではあったけど、そのなかで特別になれないという話、芸大受験した話とか、執筆の話とか、演劇の話とかとも重なるのだろうな、広く芸術一般に通ずる話だから、と思うと本当に……重ねない方が無理でしょ……

特別な人間なんてほんの一握りで、たいていの人は名前も残さずに人生を終えていって、誰しも特別になりたいという願いはあれど、その形は様々で、誰かの特別になるだけでいい人もいれば、たくさんの人の特別になりたい人もいて。なんとなく春彦は漠然と「特別」になりたいだけ(思春期なんてそんなものだとは思うし、そうこうしてたら引っ込みがつかなくなってしまったという話だけど)で、そこから降りて良いよ、降りて大丈夫だよ、みんなわかってくれるから、と言ってくれたのが未知さんなんだなあ。救い……………………

 

普通に生きようと君が言ったから

今日は僕らの結婚記念日

最近流行りの(?)本歌取りしたくなっちゃった、お通夜だったけど

 

新婦が撮っていた「普通」の新郎の姿、なんでもない愛おしい日常という感じで泣いた。

ああいう幸せが、急に絶たれて終わってしまうのが本当に哀しくてつらいんだけど、でもそれも現実に起こり得ることで、だからこそ日々を大切に生きたいと思うのに、数日すればまたいつもどおり、普通の日常を過ごしてしまうんだよね。当たり前じゃないことを意識していたら生きられないし、忘れないとしんどいから。

あの映像はその何気ない日常の、普通の日々を映していて、でもそれがもう二度と戻ることがないのが悲しい。

それでも、新婦が新郎に秘密で企んでいたことが、新郎の背中を押して、また別の、新しい日常へと踏み出す力を与えていたのだと思うと、死んだら終わりではない、なにもなくなるわけではない、と思わせてくれて、めちゃくちゃしんどくて泣けるけど、前を向けるようなお話だったな。

脚本好きだ~~

 

しかし演劇の感想で脚本の話ばかりしてしまうの、俳優を推してる身としてありなの?いや好きに推すだけではあるのだけど、手紙とかも脚本の話を俳優にするの?となって書きづらいし…まあ物語が好きなので仕方ないし、そもそも演技がちゃんとしていなければ本の良さも伝わらないからな…うん…

 

髪型髪色似てるからってカテコで謎にエド(鋼)のマネしてたの笑った。パンフ見たら脚本の方映画のハガレン書いてたからそれもあるのかな?

締めやろうとした?のか、なんかできなくて「慣れないものはやるもんじゃない」って言ってて、千秋楽までにがんばれー!の気持ち。音頭取ってくれればこっちはいくらでもやります。

 

いくらでも書けそうだけど、同じことを言葉を変えて言ってるだけになるので一旦終わる。

しんどいけど、物語でくらい幸せに、よりは生あるかもしれない寂しい現実の物語の方が、余韻が残るし好きなので、ぴーちゃんと小山内さんに続いて引きずりそう…めちゃ良かったな…

22年末の推し備忘録

12/27クリスマスリーディングステージ夜

出演者いっぱいいるし日替わりだから大して出ないかと思ったら一冊分?出てた、思ったよりめちゃくちゃ出る…

推し絶対トナカイやろと思ったら当たり。

クセ強トナカイほしかったので嬉しい~

ちょっとしたったらずのトナカイさん、おじいさん寄りの声で「真っ赤にゃおはにゃにょ~」と歌うもんだから可愛いやら面白いやら。かと思えば字の文はエエ声でスン…と読んでいくからその落差もツボすぎてダメ。

ほんと開口一番からツボすぎてめちゃくちゃ笑ってたしマジで推しが口を開く度に笑っていた。

客降りは通路二つ目だったので近すぎて逆によく見えんやつ。めちゃくちゃ顔が良い。

客降りの推し、子どもにはしゃがんで目線合わせたり、カメラにめちゃくちゃ寄ったり、気付いてない人には横から覗き込んでて、そういうことするんだ~!とちょっと意外だった。やられたら心臓止まるだろうけど見てる分には楽しい。推し追ってるからやられることはないな。

歌詞カード見ながら歌うの可愛い。あんま歌う印象がないから好きじゃないのかと思ってたけど普通に上手いよね、へそでも歌ってたし薄桜鬼も出てるのになんでか歌う印象がないな…

手遊びは青江単騎くらいのを想像していたら思いの外難しくてあわあわしたし、推しも若干覚束ない感じだったので、その推しを見ていたのもあり余計にあわあわした気がする。

サンタさんの「月が綺麗だね」に髪を耳にかけてから「星も綺麗ですよ」って返す推し、美女やったな…

後々「星の方が綺麗ですよ」には「お友達でいましょう」の意味があるらしくどこまで………………?????となった、推し、わからない男だ……

 

 

12/30お渡し会

何にも考えずに行ってしまい、クリスマスRSの話にしようかとか一人芝居いつか脚本も梅津さんでとか言いたかったことはあったもののちゃんと固めてなかったので何も言えなかった、まあそれはそれ…

 

①第三部

お渡し会メモ

梅「こんにちは~よろしくお願いいたします~」

私「こんにちは~」(本渡される、ここで限界で俯く)

梅「けっこう本は読まれるんですか?」

私「読みます~」

梅「何が好きですか?」

私「えっ!?……」

梅「急に聞かれてもねえ…笑」

~ありがとうございました~

梅「良いお年を~」

 

本当は檸檬とか桜の樹の下にはとか、最近読んだのなら光のとこにいてねとか、色々浮かんではいたんだけど、声にならなかった、びっくりすると声が出せなくなってしまう……

というかここは残機1って即答すべきとこだったのかもしれない……あれは好きと言うか推し……?あの中では鯨が好きです。

 

 

②第五部

時間あったのに何を言うかまたもや考えてなかった。

 

お渡し会メモ
梅「こんばんは」
私「こんばんは」
梅「よろしくお願いいたします」
私「ありがとうございます~」
梅「赤お好きなんですか?」
私「そうですね割と…」
梅「ですよね差し色で…」(この辺で多分黒いバッグに赤いリボンついてるのとかを示される)
私「赤と黒の組み合わせ好きで…」

ありがとうございました~

良いお年を~言い合って撤退

 

ストールで赤好きと思われたのかと思ったので、鞄まで指摘されたのよく見てるな~とびっくりした。

写真集見たからその感想でもとか思いつつやっぱりなんにも出てこなかった。

多分受け取ってすぐなにかを言わない限り向こうから投げてくれるんだろうな~言いたいことある人は前のめりやろし。

何も言いたいことも聞きたいこともないというか、好きに語ってるのを眺めてたいくらいなのでこういうイベント向いてないな、行くけど。

ノープランのオタクの相手しないといけないの大変だな…申し訳ないな…と、こっちから投げんとなに来るかわからんくて上手く捕球も投球もできないのでやっぱりなんか考えていった方がマシかもしれない。学び。

しかし推しに謎にファッションチェックされたの笑った。赤が好きというよりは黒に差し色するなら赤がいいだけですね…黒白赤の組み合わせが好き。

 

 

殺陣まつり(12/18昼)

※発言はニュアンス。推しのこと中心に殺陣まつり全体の流れも。

 

12月18日昼公演2階席下手

初日に続き二度目。

今回はOPで客席にライト点いててライブ感あって楽しかった。初日は点けていいかわからずみんな点けてなかったので、それはそれで静謐で緊張感あって良かった。

 

劉備様~!と探し回ったあと早々にせりが開くのが見えて、推しがどんなポーズで出てくるか楽しみにしてたらおじいちゃんでした。最近おじいちゃんハマってるのかな笑

白いエクステ入れてて白髪になっちゃって~と言われていた。

出会いの話しててもおじいちゃんで、いつまでやるの?ずっとそれで行くの?と何度聞かれても貫いてて面白すぎたし、荒牧さんに「変なんです彼」って言われていた。最高。

 

どこかで友達いない話してて、荒牧さんに友達できた?言われてできてないですって言ってたから武子直輝さんは!?!?となった、ニコ生で友達ですって言ってたよね!?

荒牧さんのことは先輩だから~て言ってた。(そういうノリの人もいるかもしれないけど僕はそうじゃないんで、みたいな感じだった)

 

あと君沢さんとは初対面だったみたいで中学生のころ仮面ライダー見てました!何かと話題になってて…!と話してました。ノリがオタクのそれなの大好き。

私も今年10話くらいまで見たのであれだな…と思って笑った。

 

田中さんの背中開いてるのすごい開いてるじゃん、みたいに触ったらめっちゃ手冷た!って言われていた。お渡し会でも手が冷たくてすみませんって言ってたけど冷え性なんかな…体温無さそうなのめちゃ「っぽい」……

 

慈伝のブロマイド(?)撮影で、至近距離で山姥切国広と刀を交えながら梅津さんがずっと「綺麗な顔だなー」と思っていたそう。

荒牧さんは「山姥切だから似てる人連れてくるかと思ったらあんまり…当時はちょっと似てる気がしたけど、でもどちらかというと三日月宗近役の拡樹くんと似てる」とのこと。

梅津さんは「荒牧さんと似てると思ったことはこれっっっぽっちもないですけどね!!」て言ってて笑った。

私は過去のインスタ見てたときに前髪あって可愛らしくてこの時は荒牧さんにちょっとは似てるかな~と思ったことあります。

 

思い出第三位

2019年(?)の配信でニャンちゅう対決をしたこと。

梅津さんが勝利したことを話し、再戦。拍手の大きさで勝敗を着けたところ荒牧さんが負けたと思ったのか膝を着いてたけど、結局MC孔明の声で引き分けに。

 

第二位

綺伝を見に来た荒牧さんが梅津さんの殺陣を上手くなったと褒めてくださったこと。

山姥切だから、国広の殺陣をちょっと入れたりした、分かりました?という梅津さんの問いにわかった!と答えていた荒牧さん。

慈伝でも山姥切だから同じ動きしたいという話はされていたそう。

 

第一位

バーで二人で演劇について語ったこと。

慈伝期間?公演後?に小劇場と2.5の演技の違いなどを話して、お互い刺激になったとのこと。

めちゃくちゃ熱く語ってくれた……

最後二人で数杯しか飲んでないのに思いの外会計が高くてぼったくり…?と思ったものの、嫌な思い出にしたくなくて黙ってたと荒牧さん笑

田中さんがシメてきますよ!とか言ってたww

 

最後に殺陣を…というところ、またおじいちゃんになっちゃったからどうするのやら、と思ったら構えるときにくるくる剣を回してキレキレな動きをする梅津さん。いざ!と一回二回立ち回って、ぎっくり腰のフリ(バッチリSEアリ)wwww音響さんまで巻き込んでなにしてんの!?と荒牧さんに突っ込まれ、ばあさんに弁当買ってこいって言われたリャンピン(?)です、劉備じゃないです、と退場。

二人の殺陣は見たいけど~~それはまた別の姿でも見たい~~と思ってたら良い具合に見せられなくて笑った。ステで互角に戦う二振を楽しみにしているよ…………

 

その後ゾンビが押し寄せた際に荒牧さんはおじいさんをおばあさんのところに送り届けてくる!とハケて行きました笑

田中さんの殺陣、長い手足が映えてめちゃくちゃかっこよかったし股下97センチの蹴り強すぎたのでいっぱい見たい。ミュ殺陣師さん頼む。

君沢さんの殺陣はどっしりしつつキレキレで強~!!って感じで軍神関羽此に在り!!の宣言通りでめちゃくちゃかっこよかった!!

こうせいくんのラップも初日はヒプマイ始まった!?てなったし荒牧さんもやってたからというわけじゃなくて本人が得意だから~とは言ってたけど作詞も本人がしたらしくて新人とは思えねえ……!!となったすごかった!

あさひくんのボクシングもすごかった!ステでも殺陣の間に殴るのとかあるけど、ずっと拳の殺陣(?)を見ることはあまりないから新鮮だし速くてすごかった~!!

荒牧さん「梅津瑞樹おじいちゃんにはお弁当渡してきた!」と帰還。

お待ちかね100人斬り!!

初日は1人20人→新人からじゃあ俺が全部!俺が俺が!→荒牧さんが俺が!でどうぞどうぞ!

だったのが、今回は稽古が!門限が!と1人ずつハケて行き、荒牧さんがバチバチ斬り倒してく。

最初刀だったのが、途中で敵から奪った槍、銃(刀と二刀流)、剣、槍、双戟(?)と色々変わっていって、本当にいろんな殺陣が見られて楽しかった!!!荒牧さんの殺陣好きなので贅沢な時間でした。

終わったあとも引っ込まずに舞台で新鮮な酸素と水で息を整えてるのを拝めるのも贅沢ですね。

 

殺陣仙人こと日南田さんが殺陣を褒めるとこ、日替わりで更に人数も1人になってた。初日は君沢さんと田中さん、この日は君沢さん。

君沢さんは体幹がブレず、殺陣のあとピタッと止まれるのが良い、田中さんはあの長い脚から繰り出される蹴りが良いとのこと。

 

あらまとんの冒険(VTR)

あらまとん(CV堀江由衣)とあらまとん魔王(CV津田健次郎)、動かしているのは荒牧さん(?)なぬいぐるみ劇。お人形遊びする34歳男性、可愛いが過ぎる……

 

サプライズゲスト寺山武志さんとゲスト梅津さん再登場。

梅津さんしっかり「声優豪華!」ってコメントしてました。ほんとそう。

寺山さんも、村長だしとおじいちゃんメイクしてたら梅津さんがおじいちゃんキャラで出たから急遽麿にメイク変えてもらったとか…笑

 

大喜利(推しのみ抜粋)

・20周年、こんな荒牧さんは嫌だ!

「プレイヤーじゃない」

荒牧さんはすぐ否定してずっと役者やる!と仰ってくださりました。

・荒牧さんが突然悲鳴を上げた、何が起きた?

「まーしーさんが脱いだ」

・荒牧さんと入れ替わったらやりたいこと

「夜中にポエミーなツイート」

公演日の朝劇場前で「フリーハグ

 

手を上げるタイミングを探って上げたり下げたりしてる推し可愛かったですね。

トークのときずっと話してる人のお顔見てたから、ずっと綺麗な横顔が見えてました。

 

大喜利後村長からヒントをもらい、また趙雲たちは劉備様を探し…

森を抜けた先で見つけたのが劉備様、つまりは

「ファンの皆様こそが仕えたいと思う主です」と言って主題歌からの客降り。

正直予想はしてたけど、本当にまっすぐな人だな~と思いました。めちゃくちゃベタで王道、だけどそこが良い。絶対にファンを喜ばせよう、というのが伝わってきて、とても素敵なおまつりでした!

残機1お渡し記録用

12月17日16:45~

並んでいたら外から入ってくるところが見える。

不意打ち過ぎて動揺。無表情な横顔がめちゃくちゃ美しくてアンニュイな感もあり大変……良かったです……

パーテーション越しに話し声や笑い声が聞こえて緊張が高まる。

昨日までは活きの良いウメツを拝んでやろうくらいの余裕をかましてたのに不意打ち食らったせいで無理でした。

ずっと顔はタイプではないけど文章めちゃくちゃ好きだな~としか思ってなかったのでハマってから顔も声も良……となるな。

ド低音の笑い声が大好きなので、推しのそれを肉声で聞いたら無理でした…最初の人に外にいたから手が冷たくてすみませんとか色々話してるのが聞こえたのも無理…

手が冷たい人は心が暖かい人、を思い出した。

ニコ生とは違ってクセ抑えめだな~とか思って待機してた。

前の人が受け取ってるのが思い切り見えてたので、ふわふわ遊ばせた御髪と黒いシャツとジャケットなのが見えてビジュ最高過ぎてド緊張のまま順番回ってきてしまい、多分顔が強張ってたのかにこやかに「こんにちは~」とお出迎えいただく。

「こんにちは~」と返しながら目の前に。はちゃめちゃ近い。顔が良い…めちゃくちゃ目を合わせてくれた記憶はあるしお顔ガン見してたはずなのにまあ覚えとらん。顔良すぎて記憶飛んだ。

多分お越しいただきありがとうございます~的なことを言われてなんか言わねば!と焦って鯨好きです、って言ったら「ありがとうございます~これからも変なことするのでよろしくお願いします!」みたいなことを言われたので、楽しみにしてます~!と言って退室。いつ本を受け取ったのかまあ記憶がない。気付いたら手に持ってた。膝笑って無理すぎたので本屋見たかったのを諦め離脱。

変なところが好きなのだがそんなことは一言も言ってない…今日地雷女してたからバレたのかな…いっぱい変なことしてくれるの嬉しいな~楽しみ。

殺陣まつり(12/15)

荒牧慶彦さん俳優10周年記念イベント殺陣まつり、鈴木拡樹さんゲスト回参加してきました~

めちゃ楽しかった!!

トーク部分中心にメモ(ストーリーネタバレあるかも)

 

劉備様を探す趙雲の前に、ゲストの劉備様がせりから登場!!

なんとこの劉備様の登場のみに使うそうです。すごいww

ゲストはトークだけとのことだったので殺陣ないの残念だなあ、と思っていたものの、初共演のホンキートンク、その次のK、そして刀ステと共演されたことを話してくださったあと、最後にお二人で殺陣をしてくださいました!!嬉しすぎる!!

まさに明治座で刀を交えた話をしてくださったときは泣きそうだった…

 

鈴木拡樹さんの荒牧慶彦さんとの思い出(?)

第三位:緊急抜刀

舞台Kの飲み会でお酒強い、気遣いの人だなと思った。

 

第二位:信頼関係

飲み会などで気遣いの人なのを知って、その後の信頼関係に繋がっていった。

 

第一位:和菓子

共演した際に差し入れでおしるこをメイクさんに預けたところ、荒牧さんが和菓子苦手だったらしく…その後も和菓子の差し入れを続けているそう。(美味しいことをわかってほしいらしい笑)

 

殺陣をしてくださいました披露して、実は劉備様じゃないんです~と下がっていかれました笑

ゲストここまでかと思いきや、荒牧さんの百人斬りのあと(?)また大喜利に、サプライズゲストの富田翔さんと登場。

20周年こんな荒牧慶彦は嫌だ!

Pastureで謀反!どんな?

和田雅成が思わず「うそやろ?」どんな新ビジネス?

と言ったお題に皆様で答えてたのが面白すぎて、喉嗄れるほど笑った。

 

VTRのあらまとんの冒険(ぬいぐるみ劇)のマネをしながらゲストのお二人帰ったり、カテコ出てきたりしてて本当にお茶目で楽しかったです。

 

そしてあらまとんの声が…堀江由衣さんに、あらまとん魔王が津田健次郎さんで…いや豪華!!!魔王津田健次郎やばすぎて爆笑でした!!!飼い主がちゃんと動かしてたらしくめちゃくちゃ笑った。

あの感性、とてもくるむくんと合いそうなのでいつか共演してほしいな~ドラマあまり絡みなかったの残念だったので…可愛い兄弟…

 

客降り写真撮影では皆様喋らないように配慮されてたのでMCの南さんがめちゃくちゃ盛り上げてくれてて面白かった。

思わず爆笑する荒牧さんが見られたり、素の表情からキメたお顔まで近くで拝見できた上写真までOKなの、ありがたすぎる。

めちゃくちゃお顔が綺麗だった……まんばちゃんの印象もありずっと可愛いと思っていたけど、近くでみるとまあ普通にイケメンでびびった、かっこよ……

 

最後カテコスタオベで泣きながら言葉詰まらせながら2.5次元が蔑まれていることも知っているけど、2.5次元が大好きだから、それを変えていきたい、ずっと俳優でいる、って仰ってくださってこちらも泣いた。

本当に、一人ではアウェイであろうテレビのバラエティやヒルナンデスや、2.5俳優たちのロクマチなどいろいろなご活躍されてて、最前線にいるような方がそういってくださるの心強いし、応援したくなる。

私は荒牧さんのカテコで張るときの声がとても好きなので、初日に感極まっていらっしゃるお声を聞けたの嬉しかったな。

 

これからも色々な作品を見たいし、単独行めちゃくちゃ楽しみにしてる……

日本人のへそ(東京凱旋)推し定点覚書

12/10(土)昼

2列目中央右寄り

 

しんどいのが冒頭にあるのがわかっていたのでストーリー追うのを投げ出して、2列目だしとりあえず推しの顔だけ見るつもりで観劇。

しんどいシーンは推しの顔だけ見ていたはずなのにそれすらも記憶がない。多分頭巾で隠れてたとかもあるんだろうけど余程嫌だったんだな…

一部で帰ったというツイート見かけたけれど、めちゃくちゃ気持ちはわかる……私も正直前回は無理すぎて帰りたくなったし席を立ったらそのまま帰ってしまいそうで幕間に動けずにいた。最後まで見ても暫く消化不良で気分が優れなかった……

今回はとりあえず推しの顔だけ見ていたので初回よりは楽しめました。楽しそうな推し見てるとこちらもまあ気が楽になる。

 

洗濯物の棹を持ってるとこ、前回は無表情というか真顔な印象だったんだけど、今回はギラついた?オスっぽいお顔をしていた、ような気がする、前回遠目だったから見えてないだけの可能性もあるし私の感情が死んでたからわからんだけかもしれんけど。

 

浅草は楽しそうで良いな。あまりに顔しか見てなくて顔が良かったことしか記憶にないのでもう少しストーリー覚えておけよ、となっている。

 

鶯谷のシーン、今回はおでこに口付けされてお返しに首筋に口付けたと思ったらほっぺにも2,3回しててどんだけすんねん…なったしウケると思われてると思うとちょっと癪な気もしつつサービスありがとうございます!!!ってなってしまったので負け。

前回見たときは膝ぴったり閉じててそれが余計にやらしかったんですけど、今回は開いてたうえジタバタしててコミカルになった、と思ったら最後横に倒してて気だるげな色気が滲んでてダメでした、なんでそんな細かく出せるんですかね……

 

コメディアン早口言葉「飲み水盗みみみずく」

先輩が若干怪しいものの成功し、拍手に皆さん甘いんじゃないですか!?と抗議。

自分もやるものの、三回目で噛んで斬られそうになったところを反撃。

ギーコギーコとしててプロデューサー?に怒られる。

 

ストを起こすところ、ヤのやつに乗ってヤンヤヤンヤしててストリッパーの姐さんに叱られてるの可愛い。

 

どこか忘れたけど額に手をあてて天を仰ぐところ、中指が浮いてピンと伸びてて指の先まで美しかった。

 

2部

君塚くんの女なんて!!!のヒスっぽい金切り声がなんというか女々しい男感あって好き。

この単語もまた差別的ではあるのであれですけどまあ言葉を狩ったところで、なので。

セリフに合ってるし、受けの男って感じ。

 

船山先生が出て来る前アリバイを証明するために男色関係にある!って片足絡めて裏もも撫で回されてるのくすぐったいのか嫌なのか感じてるふりなのかわからんけど足バタつかせててとても、こう……はい。

 

2回目見てそういえばヘレンがピアニストに抱きついたあと更にまた吃音の方達が出てくるんだったな…と思い出したくらいには内容を覚えていなかった。というか思い返してなかった。

どこまでが劇中劇で、どこまでが劇中劇中劇??みたいな入れ子構造は面白かったです。

 

ヤの世界に男色なんてみたいなのも軍隊は天皇を中心にした男色関係でとか言うのも、めちゃくちゃホモソで有害な男らしさを地で行ってて時代を感じたね。

この価値観を良しとしているわけではないと思うので、それはいいんだけど、でもなんでこれなんだろうな??はあるよねやっぱり。

まあこの手の話は今後よりできなくなるだろうとは思うけど…それはそれで遡って批判するのはおかしいだろとなるけれど、お金払ってまで見たいかと言われるとしんどいから勘弁して~~なので難しいですね。

 

カテコで初めて推しのことをかっこいいと思いました。不思議。タイプではなかったとはいえ最近推しの顔が良いと思うようにはなったけど、そういえば綺麗とか美人とかばかりでかっこいいと思ったことなかったな、と新たな発見をした。

 

 

一穂ミチ『光のところにいてね』感想

めちゃくちゃ泣いた………………

タイトルが神性の押し付けっぽくて惹かれて、帯のあらすじ読んだらガールミーツガールっぽくて俄然気になり、立ち読みして購入決定。

一穂先生は元々BLで読んでいて、特にmeet,againとかさよなら一顆が好き。

痛くて切なくてしんみり温かいお話を書く方だなあと思っているのだけど、この作品もそんな感じだった。

 

小学生の頃、お互いに名前しかわからないまま遊んだこと。初めて会ったときから惹かれあっていたこと。そのままなにも言わず離ればなれになってしまって、果遠が結珠に会うために頑張って勉強して高校受験したこと。すぐにまた離ればなれになってしまったこと。お互い結婚してから、偶然再会したこと。

いろんな出来事が、二人の視点で交互に進んでいて、お互いがお互いを大事で、自分とは違う綺麗なものだと思っていて、どうしようもなく焦がれていて、手を伸ばしたくて伸ばせなくて、傷ついていて、救われていて、相反するような感情が、絡み合うように物語が進んでいって、最後このまま終わりかと思ったら、今度はちゃんと、追いかけられるようになっていて、大人になるって良いなとか、親の呪いから逃れたんだなとか、そんな風に思えるお話でした。

お互いがお互いに救われるお話、お互いがお互いを自分とは違う綺麗なものと思っているお話が大好きなので、本当に好きでした。

チサさんも藤野さんも水人さんも、他の登場人物もみんな素敵な人達で、海の描写も綺麗で、心を洗われるような感じ。

でもずっと雨が叩きつけるような不協和音や、漣が立つような不穏さや、波に揺蕩うような心許なさや、大波に呑まれて体をバラバラにされそうな痛さもあった。

しんどいところもあったけど、本当に、とても好きなお話だった。

「光のところにいてね」あなたは綺麗なままでいてね、暖かいところにいてね、ひとりにならないで、幸せになって、

わたしのいないところで。

という意味で、やっぱり神性の押し付けだったけれど、最後に光がぐんぐん力を増して追いかけていくの、たまらなく良かった。

旦那さんには、悪いけど、二人で、ずっとずっと惹かれあっていた二人で、幸せになってほしいよ。

でもできれば、勝手かもしれないけど、旦那さんとも、子どもとも、弟とも、たまには会って、元気?とか、最近どう?とか、ちょっとした愚痴とか、言い合えるようになってくれたらいいなあ、と思う。

光のところにいてね。

幸せになって、二人で。今度こそ。

舞台カミシモ2

2022/11/19ソワレ

二階中央席

 

面白かったし笑ったんだけど、細かい記憶がない、笑っているうちに全部飛んだ、全部ニュアンスで思い出せたとこだけ。

 

日替わり(?)

島「あるあるなんて秒でできる」

東雲「じゃあやってみて」

嶋「テーマないと……」

時浦「冬」

島「(お前がやれ的なことを言ったはず)」

(ここで東雲も島側につく)

時浦「裏切った!!!……冬あるある……」

(何言ったか忘れた………………)

怒ってカバン叩きつけてた時浦。スベってた。多分島がやるところを急に回されたんだろうなーガチで戸惑ってたww

 

OPラスト、染様とわだくまさんのほっぺツンツンして行く時浦、もうほぼ荒牧さんなのよ

 

最後ドキュメンタリー見てお客さんいっぱい来た!のところ、島がアマゲンでも良いから呼んでって支配人に頼んで「アマゲン24時間ネタ配信?天野死ぬぞ」(配信かどうかは記憶が定かではない)って言ってて天野よりあなたの相方のが死ぬやろ(中の人ネタ)と思ってしまった。まあでも梅津さんも夜は強いけど朝方死んでそう。

 

キャラソン振り付けのエクソダス、島が時浦の手をプリンセスにするみたいに取ってて公式最大手すぎて笑う。コンビのキャラソンなんだよね??????

あとキャラソンパート時浦、顔が良い自覚ありすぎてキメキメなので普段のあのめんどくさい感じどこやったの?てなる。

時浦ってなんか拗ねたような喋り方するしひたすら島に甘えてるみたいになってて可愛いのよね…

砂浜のとこネタにダメ出しされたか島がリアクション芸楽しんでたかでめちゃくちゃめんどくさい彼女みたいになってたし。

あそこのリアクション芸人として「ハクション大魔王で行くんだ!」みたいなのも日替わりのフリだったんだろうな~

 

またメンツが全員崖っぷち芸人で、先輩たちが解散目前で、時浦(エクソダス)がそれを取り持つみたいになってて、ストーリー構成としてはまあシーズン1と同じ感じかな~てなった。

しかし最後湘南劇場にみんな集まった辺りドラマもこのメンツがメインだろうから、シーズン1メンツは出ても1話ずつとかなのかなあと思ったり。

少しでもいいからアマゲンの新規供給ほしいよ~~二人でお笑いライブ行ってたし出ると信じてるけど!!!

 

あとは染様がめちゃ楽しそうにしてて染様だ~~!!てテンション上がっちゃった。まーしーさんと綺麗にハモるとこ流石、息ピッタリ!!そのうちおはぎネタしてくれんかな()

洞窟で岬とバトりながら服脱がせていくのおもろすぎたし、わりと本気でズボン攻防してそうで染様過ぎたww

 

ノノクラゲが財布拾ったときどうするか?みたいなネタしてたせいで、本当は犯人東雲じゃないの……?と思ってしまったんだけど、ネタは各コンビに任せて複数あるようなので流石にそこには仕込んでこないかなあ……

 

ドラマも楽しみですね。

 

 

追記

お笑いライブのエクソダス、島がペット飼いたいって言って時浦がちょうど食べて寝るだけのペットみたいな生活したかったんだよ!みたいなこと言って利害一致にゃ!みたいな感じで押すけど犬がいいから、と断られじゃあ首輪つけて~とか続けててなんかもう本当に公式が推しすぎて笑った。

すずめの戸締まり(映画)感想

草太さん、声、良!!!!!!!!

思ったよか顔に似合わずかと思ったけど馴染んでくるというか、まあほぼ椅子だったけど()

でもマジでうまい!!!!!声優さん以外の声信用してないけどマジでうまい!!!!!!!!!!!!!

どこか忘れちゃったけど、なんか息の抜き方がめちゃくちゃ上手いなと思ったし、好きになるのに説得力のあるイケボだった。

あと泣きぼくろに長髪というわりと浮世離れした風体によく合う声だった、澄んでいてどこか地に足の着いてない感じでめちゃくちゃ良かった~~!!!!!!!

 

すずめちゃんもなんというか、普通の女の子!て感じの声で、声優さんだといわゆるアニ声になっちゃったりするところを、こっちは逆に上手く地に足着いている感じの声だなと思った。

 

芹澤朋也(CV神木隆之介)はさいっっっっっっっっっこうでした!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!神木くんの低音!!!!!!!!歌声可愛い!!!!!!!!ありがとう新海監督!!!!!!!!!!!!!!!!

いや~~話すときの低音と歌うときの可愛い声とのギャップたまんないですねずっと聞いてたい、ちょっと歌がめちゃくちゃ上手いって感じじゃなくてちょっと鼻歌っぽく微妙な感じなの最高だったずっと聞いていられる、は~~ちょっとさあ~~素直じゃないけど友達の心配して宮城まで7時間(40キロ?)車走らせてくれる男、なに????????

大好きな友達やんけそれなのにお金貸してるとか嘘吐いてま~~~~~~~~

芹澤からお金返されたらなんかもうそのまま縁切られるのでは????て心配せにゃならんくなるあんなん

でもなんかあの、結婚式でご祝儀に「借りてた2万上乗せしたから」って返しそう、借りた2万が口実だとしたら、もう探さなくても、繋ぎ止める術を持たなくても大丈夫だな、と思ったら返すんじゃないかなー

まあちょくちょく顔見に行ってはくれよ

あと「闇深ぁ……」と言いつつ踏み込まないとこ好きです。距離感の掴み方が上手い。本当にいい教師になりそう。

踏み込まれたくない領域に、心配だあなたのためだと言って踏み込む大人は少なくないから。

それはあなたのエゴだと指摘すると逆ギレしたりね。環さんのは、それだけじゃないというのと、育ての親なら心配はそりゃ正当だよな、というのもあるのでその辺はまあ関係性なんですけど、教師という立場においては、芹澤朋也の距離感の測り方に助けられる子どもはいるだろうな、というのと、踏み込みすぎず必要なところに繋げてくれそうだな、みたいな。好き。

まあでも芹澤朋也に限らず、あの世界の大人たちはその辺の距離感が適切だったなと思う。心配はしてくれて、でも信じて送り出してくれて、優しい人達に出会えてすずめは幸せだな。

帰りにお世話になった人のところを回って帰るの好き。

行ってきます、いってらっしゃい、ただいま、お帰り、って言いたくなる映画だったな。

 

ダイジン最初はおのれキュウベエとか思ってごめんな…

「すずめの子にはなれなかった」って言っていた気がするし、産土神だとしたら子宝の象徴とかだったりするのだろうか…

サダイジンはダイジンを咥えていたから親とか?まだ子猫だったし、寂しかったんだろうなあ…すずめに顔を見せないでと言われて健気に丸まって顔隠してるのいじらしいし、すずめにわかってもらえてみすぼらしかったのがふわふわになって、信仰によって支えられている神様みたいだなと思った。

出方がめちゃミスリードだったけど、サダイジンはなんか堂々と出てきすぎて、もう逆に悪いものじゃないな。みたいな。休憩所のあと自転車乗ってるとき「神様なんだって」って言ってたけど環さんが朋也くんに泣きついてる間に話してたのかな…?

 

あと草太さんのアパート絶対お茶の水じゃん!て見てたらあの架線出てきて息をのんだよね…あそこも廃墟なん!?ていう、あの線路使われてない方かと思ったら道路っぽいところからすずめ出てきたし、地下にあるあの木造っぽい扉は流石に創作なんだろうな。

見知った土地から災厄が生まれていくの、普通にめちゃくちゃ怖かったな…

そう思うと、見知った土地が災厄に見舞われるのは本当に本当にしんどいだろうな。

 

みみずは地龍みたいなものかな、て見ていたし要石は道反岩みたいだよね。

天の岩戸やうずめとの関連も指摘されてるし。

宗像なのは最初の設定で草太さんが女性だったから宗像三神から?と思ったり。

ウィキには

 

道主貴(みちぬしのむち)とも呼ばれ、あらゆる「道」の最高神として航海の安全や交通安全などを祈願する神様として崇敬を集めている。

 

と書いてあったので道繋がりかな~

その辺は小説で書いてあるだろうか。神話とか絡めてること多いから何が元ネタかを考えるの楽しい。

 

その土地に生きた人がいたこと、人が住まなくなっていくこと、土地が荒れること、荒れた土地から、また災厄が降ってくること。

災害大国、地震大国と呼ばれる日本で生きてきた人々の営みを思わずにはいられないし、あの震災だってまだ12年しか経っていないのに、こんなにも風化していることを思うと、忘れなければ生きていけない、と、忘れたらまた繰り返す、で揺れてしまうね。

本当に自然は残酷で、一瞬で全てを奪っていく。命は儚くいつ終わるかも、明日にでも終わるかもわからないけれど、それでも一年、一ヶ月、一日でも長く生きていたい、という台詞が良かったな。

すずめが最初は死ぬのは怖くないと言ってたのが、草太さんがいない世界が怖い、になったの、大切なものを思い出したんだなと思った。ああしていないときっと、怖くて生きていけなかったんだろうな。いつ奪われるかもわからない世界では。

それでも、怖くてもまた大切なものを見つけて、それがあるから怖くないと思えるようになるの素敵だった。

草太さんは救ってくれてありがとうと言ったけど、私にはあれはすずめの救済だと思ったよ。

ずっと忘れられなくて、迷い込んだままだった常世から出て、こちらの世界で生きていくための「戸締まり」だと思っています。

 

 

追記

冒頭美しい夜空と、ぬかるんだ大地と伸び放題伸びた草、地上に上がり草の絡まった船、あまりにも震災と津波を描くのに美しくて怖い世界で、対比が上手いなと思った。

あそことは違う、現実の被災地を見てきれいだと言う朋也さんと、どこが?と言うすずめちゃんの、見ているもののズレが悲しい。真っ黒に塗られていくじゆうちょうは、押し寄せる黒い波と、どうしようもない絶望なのだろうな。

帰らない人を探し続けて、帰れなくなってしまったすずめちゃんが、あの世界から出て、あの世界の扉を閉じて、生きていけるようになるための物語だったな。

自分で自分に大丈夫だよ、って言ってあげているけど、でも、すずめちゃんを救ったのは草太さんだと思う。

ファンタスティックス(2回目)感想

観劇日:2022年11月13日(日)マチネ

座席:前方下手寄り

 

開演前ずっと虫の音がしていた。秋だな~

今回はなるべくくるむくん定点しよう!と思いつつ、やっぱり歌ってる人見ないのも失礼だと思うし、気になるし、エルガヨには度々目を奪われるしで結局くるむくんと半々くらいで見てたかな~

 

マットくるむくん、最初眼鏡かけないで出てくるんだったね。眼鏡ないと本当に全然内気なオタクっぽさがなくてイケメンの圧が強い。

Try to rememberの第一声が初日より柔らかくなった気がする。初日も気合い入りまくってて絶対気弱じゃないwwって発声で大好きだったけど、今回のも大好き!!声低くてかっこいい~!

 

「あの子だぁ」が初日よりさらに気持ち悪さ増してて笑った顔と声と言い方が合ってなさすぎて絶妙に面白い。

ずっと内気なオタクには見えんが??と思ってたけどあれですね、内気なオタクは前髪を上げない。もさっと目を隠すレベルまでおろします。

最初のTry to rememberからずっと頭に青い紙吹雪が二枚乗ってて可愛かったな。一旦服のところに座ったときに落ちたみたいなだけど。

 

ルイーザにほっぺにキスされてふわぁ~~ってなってるの面白いし、お父さん来る!って逃げたあとほっぺ触ってニヤニヤ照れ笑いしてるの気持ち悪くて可愛いw

 

パパに結婚相手決めた!言われて父さんの言う通りにはならない!って反論するところ、斉藤さんが帽子取って「お前もこうなるんだぞ!」って言ったときに「嫌だー!!」「絶妙に嫌!!!!!!」ってガチ目に拒否ってたの面白すぎたしあれは岡宮来夢だった。可愛い。

 

やっぱり皆さんが歌っている間ずっとニコニコ楽しそうにして聞いてたけど、今回はエルガヨを真剣に見ているときもあったから勉強してるのかなー?

 

初日は「あんたのために祈ってやるよ!!!!!」があまりにもめちゃくちゃかっこよすぎて死んでそれまでの記憶が飛んだんだけど、今日のはそれよりは控えめだった気がする。初日はそのまま勝っちゃいそうだったけど、今日は精一杯の強がりみたいで良かった!!でも初日のあれめっちゃかっこ良かったからちょっと恋しい(笑)

 

ルイーザちゃん、自分が誘拐されそうになってるのにマット守ろうと立ちはだかったり、モーティマーを倒したりとたくましい女の子だよ…多分マット尻に敷かれるよ。

 

二幕の「食べるとこ見ないで」っていうマット可愛いよね、食べるとこ見られるの恥ずかしいの可愛い。

 

エルガヨ様、ルイーザに叩かれそうになったときに「手を痛めてしまう」と口づけるのあまりにもかっこいい。キザ~~!!!似合う!!!愛月さん本当にかっこ良かった!!!!!いやらしさも嫌味もなくてただただキザでセクシーで、悪い人だとしても、なんかどこか騙されても良いというか、騙されているとわかっても惹かれてしまう、みたいな魅力があった。生涯のパートナーとして考えるなら絶対マットが良いけど。それはそうと、一目惚れしてしまうのはめちゃくちゃわかる。

 

対比してルイーザに叩かれるマットがヘタレになっちゃうが良いよね。もちろんルイーザがエルガヨを叩くの躊躇っているのもあるだろうけど、マットは反射的に受け止められなくてそのまま叩かれちゃうのが鈍い感じになってて可愛い。

 

マットが世界を見に行く!って歌うときにエルガヨが残酷な世界を歌ってて、マットが帰るときにエルガヨが歌っていたことを歌うの、ああ世界を見てきたんだなあ、と同時に、エルガヨは自分と同じものを見てほしかったのかな?と思ったりした。ルイーザの涙を掬って「これでいい」みたいなことを言うのは報酬のことかと思うんだけど、どうなんだろう。

ルイーザが連れていって、というのを受け入れて世界を見せて(夢なのかな?)、彼女がマスクを外す度に、マットを心配する度に、マスクだ!って掛けさせていたけれど、あれを見ていたら彼女の心は自分ではなく彼にあると思うだろうな。

ルイーザに待っててと言われててネックレスを預かるけれど、多分ルイーザが戻らないことはわかってて、だから代わりにネックレスをもらっていったと思うんだけど、最後まで不思議なキャラクターだったな。そして去り際までめちゃくちゃかっこよかったエルガヨ様…後ろの幕の隙間に入る時に特に幕を捲ったりせずスッ……と消えていってあまりにも夢のようにかっこよくて最高だった。私の悪い人にもなってほしい~~!!!!!!

 

ルイーザが最後本当に泣いてたと思うんだけど、涙が一粒零れて光ったの見えてえりかちゃんすごい……!!!!!!ってなったあまりにも美しい光景だった……ルイーザの肩口に顔を埋めるように抱きしめるマットめちゃくちゃ身長差が最高でしたね。

 

カテコで「写真撮って家族や友達や会社の人や先輩におすすめしてください!明日で終わっちゃうんですけど……あれどうやって纏めればいいか着地点見失っちゃった……」って座組を見回してたの可愛かったし、なんかずっと同じことを言ってるような気がするんだけど、言い続けてたら気づいたら千秋楽だったのかな。

あと2公演走り抜けます!って言った矢先にソワレ中止になってしまったの本当に残念だけど、千秋楽は代役の方に入っていただくようで、無事に幕が上がって、降りることを願っています。

 

難しいのはわかってるんだけど、本当にどうかどうか映像化してほしいよ…………せめてCDだけでもください…………

 

くるむくんの2.5以外の舞台初めて見たというかまあまだ鶴丸国永と奥村英二しか見たことないけど、今までの役とも普段のキャラとも違って新鮮だったな。内気なオタクっぽさはやっぱりあんまりないんだけど、発声がしっかりしているからかな~声が低くて通りやすいから聞き取りやすくて好きなんだけど。

もっといろんなくるむくんが見たいし、2.5以外のお仕事もたくさん出てほしいな!でも鶴丸国永はずっと見たい~~

 

ファンタスティックス、9月が終わり冬が来るこの時期に見るのにとても良い素敵な物語でした。60年前の作品ということを感じさせない(もしかしたら作者の方がご存命だから加筆しているのかな?)色褪せない名作でした。

セットも可愛くて本当に最高だったので、また上演の際には行きたいな。

 

虚構の劇団解散公演「日本人のへそ」雑感

アングラで戦後で浅草で小劇場で、確かにワイザツだったな。

昨今のメインストリームには乗せられないやつ。

オチまで見ると面白いけど、ストーリー冒頭に近○相○があり、その時点でダメージ大きくてあとの話をビクビクして見てたので見ている間は安心して楽しめなかった…

アングラも浅草のあの猥雑な下町の感じも好きなんだけど、ストリッパー役の方々が肌を露出することを了承しているのか?とか、ヘレン役の方が下着になることを了承しているのか?とか、最近よく聞く映画界のセクハラ問題を思い出してしまい劇中ではなく現実のコンプラが心配になってしまって露出してる間は集中できなかった。上演されている以上問題ない、とはならんやん。

 

でもストーリー上の、ストリップは如何に演者の身体性を剥ぎ取るか、みたいな演技指導にはそれは芝居と通じるよなあと思ったりした。

ストーリー自体はその辺を除けば時代的にもそんなもんだよな、案外肯定的に同性愛を描くんだな、くらいかな。古き良き下町感と仁義と権力と、そういう時代だなあ、以上のことはないかな…

 

以下梅津さんの話

 

推し、障害がある役の振る舞いが上手すぎる…ひりひりかなにかでも思ったけどめっちゃ「っぽい」んだよな…人間観察の賜物なのだろうけど、身近にいたのかと思うほど…

吃音症というよりチックっぽいと言ってる人もいてめちゃ納得した。頭蓋骨陥没(?)による障害なら吃音以外にもあるだろうな…と納得させる腕の突っ張りかただった。

 

随分と顔の整った農民たちだな…となったし、ガタンゴトンしてるのとか無表情で物干し棹持ってるのちょっとおもろかった。

浅草商人な法被着て踊るところ、賑やかな仲見世思い出して楽しかったな~

法被のまま女性役やるとこ、表情やしなの作り方がやっぱり上手いし、押し倒されて膝ぴったり閉じているの、恥じらう女感あった……どこで覚えてくるのそれ……

 

台詞かないところも表情くるくる変わるからずっと見ていたいくらいだったし、紙人形劇のときも表情ころころ変わるからそっちのけで見ちゃうよね。細かい演技が好きだなあ。

 

どこか忘れたけど学生服だったので一幕の後半かな?みんなで踊って両手上げてこちら!みたいにするときに、男性陣パーの人が多いなか指先揃えて人差し指伸ばして他軽く曲げていてめちゃくちゃしなやかで綺麗でびっくりしちゃったし、そういう女性的な仕草が似合う手をしているなと思った。スラッと白くて綺麗だよね。流石に白魚のようなとまでは言わんけど。その後暫く手しか見えなかった。ちょっと茶道やってみてほしい。帛紗捌き絶対綺麗だと思う。

 

二幕早々にあの劇自体も劇だった、ということがわかり道理で本当に吃音が?と思うくらいの演技だな~となったし健常者が吃音症患者が演技をしているのを演じる、と二重構造で役者からしたら三重構造なのやられた!となった。ただのお手伝いさんやら秘書やらがあんなに上手いはずはないけど

居候の学生さんな推し、今度は男色かと思ったらそれもまた芝居のうちで確かにドタバタだった。

大人が見る悪夢、とパンフレットに書いてたけどどういう意味かなあ。

 

おもちゃ箱ひっくり返したような、という表現も納得の物語だけど、個人的には「我楽多」な感じ。

捨てられないけど大事なもの、なのかなと。

 

ファンタスティックス感想

最高!!!!!

シアタークリエ三回目なのに初めて来たみたいだった。セットめちゃくちゃ可愛いし、そこから客席までガーランドとライトが延長されているのも同じ世界にいるようで素敵だった!

昨日ディズニーシー行ってたから気分はDハロ二日目だった笑

くるむルームで「来夢くん好きそう~!」ってなると思う、と言ってたの納得だった~!本当に可愛くて可愛くて入ったときからワクワクした!

 

オープニングで一人ずつ出てくるの、アニメとかドラマのオープニングみたいで新鮮だった。舞台だと急に始まる印象…

エルガヨ、ストーリーテラーというか、この世ならざるものみたいな不思議な雰囲気で、とても心地よい低音ボイスでめちゃくちゃかっこよかった……

 

ルイーザを狂っていたと言ってたけど物語始まるとそんな感じもなくてただの夢見る女の子という感じ…のなかに思い出したようにお姫様なの!が入るのが面白かった。家事をしたくない!と言っていたあたり、ただ反抗期というか、夢を見たい年頃のようにも思えた

 

マットはルイーザとほぼ同じ!から始まって笑ったし、ルイーザを口説くときの口調が気弱とは??だし、気弱さを隠そうとして隠しきれてないから隠そうとしているところが出てしまい若干の気持ち悪さがあったのおもしろ可愛かったな……陽キャ隠せてない……あと台詞か歌か忘れたけどの第一声がド低音でめちゃ好きだった……

 

パパ達の歌ははやうたで聞いてもしかして反対してるのはあえて??と思ってたらビンゴでした。

 

エルガヨとパパたちが報酬金のうた歌っているところ、くるむくんめちゃくちゃ楽しそうにニコニコ聞いてて、もうただのくるむくんで可愛い~~と思っていたらあえてハケずに残る方式で客席含めみんなで楽しむ、ということらしくて、くるむくんの笑顔を見てるとこちらもいつも笑顔になれるのでなるほど!となったしありがたいですね!!推しの笑顔は健康に良い。

モーティマーが倒れたときカツラが落ちて、愛月さんもくるむくんも後ろ向いて笑っててハプニングなのか仕込みなのかわからんけどめっちゃ楽しかった。

 

誘拐シーンのマットあまりにもヘタレで最初のあの感じはなんだったの!?となったし、「あんたのために祈ってやるよ!!!」がかっっっっっっこよすぎて過ぎてなに?!?!?!?急に?!?!?!?と動揺したのに、そのまま倒されてビビって動かなくなっててエルガヨがめちゃくちゃわざとらしーーく死んだふりしてたの面白すぎた。

マジであのどちゃいけシーンなんだったの???これがあの斎藤さん演出のシーンです?????ありがとうございますありがとうございます幻聴じゃないよね???

 

ルイーザちゃんがエルガヨ見た瞬間顔色変わっててああ惚れたな、とわかってとても良かったですね。わかるよちょっと悪いのに惹かれるお年頃だよね…

誘拐されそうなのに怯えるだけじゃなくて立ち向かっててルイーザめっちゃ強い、なんならマットより胆据わってるよ強い女の子良き~~!!

そしてルイーザがエルガヨを「私の悪い人」と呼ぶのがあまりにも最高でしたね。「私の」がめちゃくちゃに良い………………身勝手な幼さと真っ直ぐさを見せるようで好き~~~~

ひっぱたこうとしたルイーザの手を取るエルガヨかっこよすぎて惚れるわあんなん…となったのに更にあなたのつけた傷よ、と見せられた傷に口付けするのヤバいかっこよすぎて思わず息を止めた……似合いすぎてる愛月さんすごい……

何が見える?と聞かれて全て、と答えているの、ストーリーテラーか魔法使いか神様か、と思ってたけどパンフレットでは進行役になってたのでストーリーテラーですね。ただ劇中にストーリーテラーとしては入ってないだろうから、去っていったら不思議な人だったなあ、となるみたいな謎の美形な感じ…好き…

 

マットもルイーザも相手を見ているつもりでそこに写る自分のことしか見えてなかったのが、一度離れることによってお互いを見られるようになった、二人の成長譚だったな。

9月の稔り、二人が結ばれた幸福な季節から、月日が移ろい二人が離れ初雪が振り、冬が訪れる…

甘くてほろ苦くて、でもまたハッピーエンドの春が来るのを感じさせてくれるお話でとっても素敵なお話だった~~!!

最後のTry to rememberがすっごいじんわり温かくてでもどこか切なくて、急に泣きそうになっちゃったしちょっと泣いた。

ノスタルジックで優しくて、もう戻らない青さを惜しみつつ、成長という稔りを喜ぶような曲調と愛月さんの低くて優しいお声がよくあっていてとても素敵だった。

 

本当に円盤がほしいせめてCDだけでもほしい何回でも見たい聞きたい…

 

 

パンフレットで演出の方が戦争が終わってから作られた作品だから物語がハッピーなんじゃないかと言ってたと知り泣いている……今この時期にその話は泣いちゃう……早く世界が平和になってほしい……